アメリカの博物館、3分の1が再開不可能か。財源の枯渇が課題アメリカ博物協会が6月にアメリカ国内750以上の博物館を対象に実施した調査によると、新型コロナウイルス感染症による休館が長引くため、アメリカの博物館が財源の枯渇に直面しており、3分の1が再開できない可能性があるという。 新型コロナウイルス感染症の影響が深刻だ。アメリカの博物館が財源枯渇に直面しており、3分の1が再開できない可能性があることが、アメリカ博物協会(American Alliance of Museums、AAM)によって発表された。 AAMは6月、アメリカ国内750人以上の博物館長を対象に調査を実施。そのうち、33パーセントの館長は、来秋までに永久閉鎖する「重大なリスク」がある、または運営継続できるかどうか「わからない」としている。また87パーセントの博物館の財政運営準備金が12ヶ月以下であり、56パーセントが6ヶ月以下