氷水をかぶって難病患者を支援するチャリティー活動「アイス・バケツ・チャレンジ」の発案者の一人、コーリー・グリフィンさん(27)が米マサチューセッツ州の海で溺れ、16日に死亡した。米メディアが21日までに伝えた。波止場の2階建てビルから港に飛び込み、脊椎を損傷したとみられている。 「アイス・バケツ・チャレンジ」は、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者支援の一環として7月下旬から広まり、フェイスブックなどの交流サイトを通じ、氷水をかぶる有名人の動画が話題を呼んだ。米通信社ブルームバーグによると支援団体への8月の寄付は約1560万ドル(約16億円)。昨年同時期の180万ドルと比べて大幅に増加した。ブッシュ前大統領は夫人から氷水を豪快にかけられる動画を投稿。日本では京都大の山中伸弥教授やソフトバンクの孫正義社長も氷水をかぶった。(共同)
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