2015年01月05日15:16 カテゴリ経済 安倍政権の経済的成果は民主党政権より悪い アベノミクスの結果は全敗に近いが、それでも「民主党政権よりましだ」という人がいるので、内閣ごとのGDPを計算してみた。 実質GDP(兆円・左軸)と成長率(出所:IMF)この図は各内閣の実質GDP(最後の年)と成長率をみたものだが、小泉内閣(2001~6)の7.5%が際立っている。麻生内閣(2008~9)の-3.9%はリーマンショックという外的要因があるので、すべて日本政府の責任とはいえない。民主党政権(2009~12)は、もとが最悪のレベルから出発したという幸運はあるにせよ、3年間で5.7%の成長を実現している。 それに比べて第2次安倍内閣は2.5%だ。この数字はIMFの暫定推計なので、今年の成長率がゼロになると1.5%になる。唯一その成果といえるのは、日経平均株価だ。民主党政権では日本株が過小評価さ
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