民主党が中間選挙だけでなく2028年大統領選挙の勝利に確信を持つには、ニューヨーク市長選勝利の勢いとMAGA派の混乱(共和党編参照)だけでは材料が足りない。大統領側の政党が中間選挙で不利になるのは常で、それ自体は民主党の強さの証ではない。トランプの自爆に助けられて連邦議会で多数派に返り咲いても、将来に向けて3つの課題が残る。 MAGA運動が存続するのか(トランプのカリスマが継続するのか)。 民主党が超党派協力が可能な共和党の旧主流派が力を取り戻せるのか。 民主党が次世代の未来を託せる大統領候補を選べるのか。 いずれも相互に絡んでおり、トランプや共和党側の問題で民主党の努力ではどうにもならないことも多い。民主党側としてはトランプに奪われた票を短期的ではなく中長期的に取り戻せるのかが鍵になる。それは党の未来図や哲学と関係しているが、1992年のビル・クリントン、2008年のオバマに匹敵する民主

