■世代間格差。45歳以下は「年金の払い損世代」 アブラハム・プライベートバンク社は25日、公的年金があてにならない時代の30代・40代の強い支持を受け、 投資助言契約額合計が746億円(2013年6月末)に達したと発表した。 アブラハム・プライベートバンク社とは、「1億円は貯められる。月5万円の積立で」という塚本高史氏出演の広告で知られる自分年金積立サービス「いつかはゆかし」を提供している海外投資コンサル会社。 同社を率いるのは、東京大学卒業後に三井物産に入社、海外投資審査業務や新規事業開発に従事していた高岡壮一郎氏(39)で、2005年に同社親会社のアブラハム・グループをマンションの一室から起業した。アブラハム・プライベートバンクは2008年に事業開始、わずか5年間で投資助言契約額が746億円を突破したことになる。 同社の急成長の要因は、今の日本人の置かれた過酷な状況が背景にある。多