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ブックマーク / exphenomenologist.blog.fc2.com (1)

  • 草葉の読書記 |ロバート・ライシュ『暴走する資本主義』

    著者の見解に賛成するかはともかく、よく書けた素晴らしいだ。現在の経済的な問題を資主義と民主主義の対立として捉える。ただ利益を追い求めるだけの企業がよく批判にさらされるが、著者に言えばそれは企業の正しい姿。現代的な資主義、超資主義supercapitalismの正しい姿だ。資主義に民主主義を持ち込む考えが間違っているのだ。「資主義を民主主義から分離し、両者間の境界線を守る必要がある」(p.228)。私たちは資主義において投資家・消費者としての利益を追求する一方で、民主主義において市民としての公益を追求する。通常、投資家・消費者としての利益が優ってしまう。だがそれによる市民としての公益の損害は見合っているのか?問題はこの二つのバランスをどう取るかであり、それはまだ分かっていることではない(p.121)。 現代との対照で提示されるのは(擬似)黄金時代である。ここでは資主義と民主主

    mangakoji
    mangakoji 2010/12/21
    「法人にでなく株主に課税すべきだ。」おお、全くその通りだ。
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