出入国在留管理庁と厚生労働省は2025年3月、造船大手の今治造船(愛媛県今治市)に対し、技能実習生の受け入れに必要な実習計画の認定2134件を取り消す処分を下した。一事業者の取り消し件数としては過去最多となる。 きっかけは21年に発覚した造船所内に設置したクレーンの点検不備だ。労働安全衛生法違反による罰金刑が確定しており、それが処分の引き金となった。30年3月までの5年間にわたり、同社は技能実習生や新たに創設される「育成就労制度」による人材の受け入れができなくなった。

『言葉』は生き物のように、会話をする相手や場面によって姿を変えます。 その場にふさわしい言葉を選ぶように、意識をしている人は多いでしょう。 俵万智が『させていただく』について言及 2025年6月5日、短歌『サラダ記念日』で知られる、歌人の俵万智さんがXを更新。 ビジネスシーンでもよく見られる、『丁寧ないい回し』について、自身の考えをつづりました。 「させていただく」の使い過ぎ問題…元祖は「当選の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます」かな。でもこの場合は、応募者全員に当落のお知らせをしないことへの申し訳なさみたいなのが出るから、アリだと思う。会議でも、まだ全員が揃っていないような時とかは、始めさせていただく。 — 俵万智 (@tawara_machi) June 5, 2025 俵さんが投稿で取り上げたのは、『させていただくの使いすぎ問題』。 「させていただく」は「させてもらう」の
今年も日本三大祭りのひとつ「祇園祭」の季節がやってくる。1カ月後に本番を控えた京都の街ではすでに準備が始まり、例年どおりの賑わいが予想されている。しかし、その華やかさの裏で、地元商店の間には静かなため息が広がっている。 「昨年もあれだけの人が来ていたのに、ウチの店には誰も入ってこなかったんですよ」 そう語るのは、四条通沿いで老舗飲食店を営む店主だ。祇園祭といえば、山鉾巡行や夜店など、町全体が祭り一色に染まる一大行事。しかし近年、その賑わいの主役が変わりつつあるのだ。続けて言うには、 「来ているのはほとんど外国人観光客。写真を撮るだけで、買い物も飲食もしない。結局、お金が全く落ちないんです」 事実、地元では祇園祭の時期になると、営業を見合わせる店が少なくない。祭り目当てに訪れる外国人観光客の多くが、鉾だけを見てすぐに帰ってしまい、消費行動につながらないのだ。その背景には現金決済のみ、日本語表
「観光ついで」登山で外国人の遭難相次ぐ 標高535m、広島県廿日市市宮島の弥山 コロナ禍後から目立つトラブル、調べや装備不十分のまま… 広島県廿日市市宮島町の弥山(535メートル)で、外国人観光客が負傷したり道に迷ったりして下山できなくなる「遭難」事案が相次いでいる。下調べや装備が不十分なまま「観光ついで」に山に入ってトラブルに遭うケースが多く、夕方以降に入山していた例もあった。廿日市署や市消防本部は、重大な事故になりかねないとして注意喚起を強める。 同署などによると、弥山でのトラブルは、新型コロナウイルス禍後に外国人客が急増した2023年ごろから目立ち、今年は31日までに少なくとも6件を数えた。 5月16日夜には、カナダ人の20代男性が暗闇で下山できなくなり、大雨の中、山頂の展望台に取り残された。4月8日にはオランダ人の40代男性が夜の登山道を外れて迷った。下山中に転倒するなど捻挫や打撲
埼玉県川口市民の約半数が「治安が悪い」と感じ、昨年度に急増したことが市の市民意識調査からわかった。過去10年間は20~30%台だったが、令和6年度は49%に跳ね上がった。同市は全国の市町村で最も外国人が多く、今月1日時点で人口の8・3%を占める。外国人の増加に伴う体感治安の悪化が国会や地方議会で懸念されてきたが、データで裏づけられた形だ。 調査は昨年8~9月、市民5千人に郵送で実施。1744人から有効回答を得た。それによると、「川口市のよくないところ・嫌いなところ」という設問で「治安が悪い」と答えた人は49・4%にのぼり、複数回答の中で最も多かった。 「治安が悪い」と答えた人は令和4年度は26・4%だったが、5年度は31・8%に増加。さらに6年度は19・4ポイント増えて49・4%に急増した。性別・年齢別では18~20歳代の女性と40歳代の男性で70%を超えていた。 一方、「川口市のよいとこ
今さら米の価格を長期的にコントロールすることなどできないのに、連日報道されるのは、安い備蓄米の話題ばかりだ。38万トンの随契備蓄米は総消費量の20日分しかないから、劇場型報道の賞味期限はもう近い。 ただ、今日のコメ騒動を、単に選挙対策の短期的な人気取りだと見くびるなかれ。ポピュリストたちは、あえて価格問題に国民の関心を引き寄せ、次の一手――ばらまき予算のバーター(輸入米拡大)を見せないようにしているのかもしれない。 食料安全保障の“肝”はその先に 近くのスーパーに行くと、「肉」売り場では外国産が過半を占める。米国産、豪州産、ブラジル産、カナダ産等だ。年々、国産は追いやられているように見える。 同様に、そう遠くない将来、陳列棚には三種のコメ――①外国産米、②ブレンド米(外国産米+安い国産米)、③国産米(高級ブランド米)が並ぶだろう。 でも懐は寂しいから大方は、①と②しか買えないだろう。③は贅
そのスーパーは果物の品ぞろえが充実していた。売り場を眺めていると、女性店員が笑顔で話しかけてきた。 「いま特別セールをやっているんです。よかったらどうですか?」。薦められるがままにミックスジュースを手に取った。店内に響く買い物客のざわめき。鼻の奥をくすぐるフルーツの甘い匂い――。 きっと、そうだ。あの日もこんな午後だったに違いない。 数千件の爆発、そしてパニック 昨年9月17日午後3時半のことだ。レバノンの首都ベイルート南部にあるこの店では、ちょうど私がジュースを手に取った売り場付近で、野菜を袋に詰めていた男性客のポケットベル(ポケベル)が爆発した。 防犯カメラがその瞬間をとらえていた。ズボンのポケット辺りから激しく煙が上がり、男性は倒れ込んだ。周りの客は驚いて様子を眺めている。数メートル離れた場所には、小さな女の子も2人いた。 この日、レバノンでは各地で数千個のポケベルが一斉に爆発し、…
関西ニュースKANSAI 200室超えの「特区民泊」めぐり近隣住民が不認可求める 2万人を超える反対署名 騒音トラブルや子育て世帯への影響など懸念 06/06 18:21 配信 大阪市此花区で6月末の開業を目指す、大型の「特区民泊計画」をめぐり、予定地の近隣住民が2万人を超える反対署名を市に提出しました。 国家戦略特区に指定されている大阪市では、営業日数の制限がなく、フロントの設置が義務付けられないなど、法規制が緩和された「特区民泊」の運営が可能です。 近年、外国人観光客の増加に伴い大阪での宿泊需要が高まる中、事業者は此花区にある200室以上のマンションの全室を「特区民泊」に転用することを決定し、市に認定された場合、6月末にも運営を開始する予定です。 これに対し、マンション周辺の一部の住民は、騒音などのトラブルや子育て世帯への影響などの懸念を訴え、5日、大阪市保健所に対し2万人を超える反対
大阪・関西万博には、外務省による危険情報が最高度のレベル4(退避勧告)となっている国々も出展している。全土がレベル4のイエメンもそのひとつ。万博スタッフのジャラール・アルラダーイさん(39)は「海賊のようなイメージとは違うイエメンを伝えたい」と来日した。出国する際、家族からは「もう帰ってこないで」と言われたという。その事情を聞くと、華やかな万博とは違った世界が垣間見えた。(藤嶋崇) 真鍮製のローソク立てや花挿し、壷が並び、異国情緒漂うイエメンのパビリオン。民族衣装を着る手伝いをしていたアルラダーイさんは、試着した大阪市の女性(66)から求められ、一緒にピースサインをして記念写真に収まった。女性は「貴重な体験」と万博ならではの楽しみを満喫していた。
<日本の著名な考古学者を客員教授として迎えると表明した中国の四川大学が、愛国ネットユーザーの猛反対でこっそりお知らせを削除した。現在の中国の大学に自由な議論や研究はなく、監視と密告ばかりが横行している> 日本で最も有名な考古学者、宮本一夫氏が四川大学の客員教授に就任した──。 先日、中国の四川大学が公式ウェブサイトにこのお知らせを載せると、「中国の大学なのに、なぜ日本人を雇うのか? 四川大学の学長を即刻調査すべきだ」「四川大学は狼を招き入れ、文化スパイを導入している」などと、中国SNS上で愛国ネットユーザーたちからいわれなき非難が巻き起こった。 米中貿易戦争の最中、日中関係の改善と文化交流のために日本人学者を招聘するのは、中国の国益と外交理念に合致するはず。新華日報などの中国官製メディアも「四川大学が日本人学者を招聘した」と報じた。しかし、四川大学は反論もせず、このお知らせをこっそり削除し
大事件ばかりがニュースではない。身近な小さな事件の方が人生を左右することもある。今回は危機的状況でも発想の転換で大逆転、固定観念に縛られない驚きのエピソードに注目。大反響を呼んだ仰天ニュースを特別セレクション!(初公開2024年9月26日 記事は取材時の状況) * * * さまざまな事情を抱えた人たちが利用するラブホテル。一般的には、ドキドキ、ワクワクしながら、ときにはソワソワと向かう場所だ。 今回は、ラブホの意外な利用法について2人のエピソードを紹介する。 昨年まで約7年間ほどラブホ街に住んでいた野淵茂さん(仮名・30代)。 「いかがわしいマッサージ店が乱立するエリアを抜けた先に、ラブホ街がありました。私はそこで生活していました。徒歩圏内には飲食店やコンビニ、商業施設などがあり、意外と生活しやすかったと思います」 定期的に謎の血だまりを見ることもあったというが、野淵さんは危険な目に巻
立憲民主党の原口一博衆院議員=党佐賀県連代表=は7日、佐賀市で開かれた連合佐賀の参院選総決起集会で、全国のスーパーの店頭などに並び始めた政府備蓄米について「古古古米はニワトリさんが一番食べている。人間様、食べてないんですよ」などと発言した。 【詳報】「人間様、食べてないんですよ」などと話す原口氏 備蓄米を巡っては、国民民主党の玉木雄一郎代表が、5月28日の衆院農林水産委員会で小泉進次郎農相との質疑で、「あと1年たったら動物の餌になるようなもの」と発言。交流サイト(SNS)などで批判され、その後に謝罪した。 この日、参院選に向けた総決起集会で激励あいさつに立った原口氏は、玉木氏について「たたかれてましたよね。本当のこと言っちゃいけないですか」と擁護。「古古古米はニワトリさんが一番食べている。人間様、食べてないんですよ。恐ろしいでしょ。私たちの言葉を奪いに来てるんです」と述べた。(井中恵仁)
東京など都市部で増加するインターナショナルスクールに通う子どもたちについて、東京23区のなかでも港区や渋谷区など11の区は、原則、区立学校の卒業を認めない一方、そのほかの区では認めるケースがあるなど、自治体間で対応が異なることが分かりました。専門家は「国が責任を持って、指針を示すべきだ」と指摘しています。 東京など都市部ではインターナショナルスクールに通う日本国籍を持つ子どもたちが増え、NHKが東京23区について調べたところ、その数は少なくとも4800人ほどに上ることが分かりました。 インターナショナルスクールの多くは、国から義務教育の学校と認められておらず、保護者がこれらの施設に子どもを通わせた場合、法律上は、一部の例外を除き、就学義務に反すると見なされます。 これについてNHKが東京23区の対応を取材したところ、港区、目黒区、渋谷区、世田谷区など11の区は、インターナショナルスクールに
「ラブライブ!スーパースター!!」鬼塚冬毬役などで知られる声優・坂倉花(21)のスタッフ公式Xが7日に更新され、公式クレジットカードの申し込み受付を終了することを発表した。 「『坂倉花 公式クレジットカード』に関するお知らせ」とし、「今回、『坂倉花 公式クレジットカード』に関しまして、一部で本来の意図と異なる形で受け取られる状況が見受けられたことから、協議のうえ、誠に勝手ながらクレジットカードの申し込み受付ならびにクラブ運営を終了させていただく運びとなりました」と発表。 7日の18時に申し込み受付終了、9日の15時にクラブを閉鎖するとした。 また、「既に『坂倉花 公式クレジットカード』のオリジナルデザインを発行いただいているお客様につきましては、カード発行費用に相当する3,000円分を、ナッジカードにキャッシュバックいたします。※3,000円分のご請求額が減額されます」とし、「また坂倉本人
Lifestyle Analysis キャリア・スキル、ライフ、社会、健康、教養など、ビジネスパーソンのオフビジネスを豊かにする最新情報をお伝えする。 バックナンバー一覧 ある日本人作家の小説が海外で大変な人気となっている。イギリスでは日本国内での販売部数を超える40万部を突破し、複数の賞を受賞。各地で行われている講演会は大賑わいという。日本での刊行は8年前の2017年。この小説の魅力はどこにあるのか。(フリーライター 鎌田和歌) 海外でこんなに人気が出るとは… 書いた本人もびっくり 2025年5月、作家・柚木麻子さんの小説『BUTTER』が英国の文学賞「ブリティッシュ・ブック・アワード」のデビュー・フィクション部門を受賞した。 『BUTTER』はこれ以外にも、各書店が主催し読者が選ぶ「2024 Books My Bag Readers Awards」や、大手書店チェーンWastersto
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く