2013年1月、余命1年と宣告されたウィルコ・ジョンソンが1年以上経ったいまも精力的に音楽活動を続けていることに驚愕した医者が、再度、彼の身体を検査することになった。ジョンソンは末期のすい臓癌と診断されたものの、化学療法を拒否、現在に至っている。 ◆ウィルコ・ジョンソン画像 彼はBBCラジオ2にこう話した。「俺が死んでもいないし、ものすごく具合が悪くなってもいないことに最近、医者が興味を持ち始めたんだ。間違った期待を抱くつもりはない。だから、彼らがなにを見つけるか、なにができると思うかなんてこと、あれこれ考えたくない。俺は死ぬのは怖くない。具合が悪くなるのが怖いんだ。弱虫だからね」 癌がわかり一度は引退を決意したものの、それでは自分らしくないと撤回したジョンソンは、ライブ活動を再開しただけでなく、3月にロジャー・ダルトリーとのコラボ・アルバム『Going Back Home』もリリース。4
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