「マツガエウズグモ」のオスはメスに捕食されないよう超速で跳ね飛んで逃げるという研究が発表された/ Dr. Shichang Zhang/Hubei university (CNN) メスと交尾したオスが生き延びるためには、特殊な跳躍を必要とする。 中国に生息する「マツガエウズグモ」という小型のクモは、オスが交尾相手のメスに捕食されないよう、ものすごいスピードで跳ね飛んで逃げているという研究結果を、湖北大学の研究チームが科学誌カレント・バイオロジーに発表した。 中国中部の湖北省、湖南省、江西省などの森林に生息するマツガエウズグモは、最大215匹のコロニーをつくり、糸の網をつなぎ合わせて巣を作る。 クモの仲間はセアカゴケグモなども交尾後にメスがオスを食べることで知られる。しかしオスが超速攻でメスから逃げる種のクモが発見されたのは初めてだった。 研究チームは研究室で155回の交尾の様子を観察した
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