男女は生まれつき能力が違うのだから、IT技術者や管理職に女性が少ないのは差別ではないと社内文書で書いた米グーグルの従業員が、解雇されたことが分かった。スンダル・ピチャイ最高経営責任者(CEO)が7日午後、従業員向けのメールで、問題の文書はグーグルの行動規範に抵触すると説明した。 問題となった社内文書は男性ソフトウェアエンジニアによるもので、男女は生まれつき能力が違うのだから、社内のIT技術者や管理職に女性が少ないのは差別ではないと主張。「性別による違いを性差別だと決めつけるのを、やめなくてはならない」という内容は、大いに批判された。 グーグルの社内掲示板で共有されたこの男性の文書は、「グーグルのイデオロギー・エコーチェンバーの中で」と題されていた(「エコーチェンバー」とは同じ主義主張の者同士が似た意見を言い合い、異論が聞こえなくなる状況のこと)。IT系ウェブサイト「ギズモード」に全文掲載さ
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