29日、沖縄県竹富町の西表島の沖合でロープが巻きついたジンベエザメが見つかり、ダイバーたちが協力してロープを切断し、ジンベエザメを助けました。 29日午前、西表島東部にある野原崎の沖合の水深20メートルほどのところでロープが巻きついたジンベエザメが泳いでいるのを、地元のダイバー、大工泰幸さんが見つけました。 大工さんによりますと、ジンベエザメは体長7メートルほどで、頭部と胸びれの間に直径8センチほどの漁業用とみられるロープが巻きついていて、一部は体に食い込んでいたということです。大工さんは船に積んでいたのこぎりを持ち出して再び海へ潜り、近くにいたダイバー仲間とともにジンベエザメに寄り添うように泳いで、交代しながらロープの切断を試みました。 そして、仲間がロープを切ることに成功しジンベエザメはそのまま泳いでいったということです。 大工さんは「ジンベエザメを見たときに『助けて欲しい』と寄ってき