さいたま市の集合住宅で9歳の男の子が殺害されてしまった事件では、母親の再婚相手の男性が「本当の親じゃないくせに」と言われたことに腹を立てて、犯行に及んだといいます。 参考/「本当の親じゃないと言われた」=逮捕の義父供述-小4男児遺体・埼玉県警:時事ドットコム 「子どもから、親じゃないくせにと言われた」という話は、定形外家族――いわゆる「ふつう」の家族と異なる家族では、大変よく聞く「あるある」話のひとつです。 ステップファミリー(*)や里親・養親家庭など中途養育の家庭では、子どもからすると赤の他人である大人が急に「親」として生活に口をはさみ、影響を及ぼしてくるわけですから、「親でもないくせに」と反発するのは当たり前のことです。 再婚家庭の継親からは「自分も言われたことがある」、実親からは「夫(妻)が言われた」などとよく聞きますし、子どもの側からも「私も昔、言ったことある!」などという話をよく