デザインに関わる仕事をしている私が、ちょっと考えさせられるコインパーキングの精算機を見付けました。 この精算機の操作パネルには、なにやら線が引いてあったり、車のシルエットが描かれていたりしています。仕事柄、どうしてこのような表現になっているのか、とても気になりました。 操作パネルの左側は、精算手順が上から順番に書かれていて、項目によって番号や色を変えたり、出庫の説明に車のシルエットを使ったりと、グラフィックの表現による工夫を感じました。これは分かりやすい!と思ったのですが、続いて操作パネルの右側を見てみると、問題に気が付きました。それは、操作パネルの右側の表示やボタンのレイアウトが、操作手順と大きくズレてしまっているところです。これでは、精算を終えるのにどこを見て、どのボタンを押していけばよいか、迷ってしまうでしょう。精算手順とボタン位置を結ぶ線は、分かりやすくしようとした結果でしょうが、