唐沢俊一の『史上最強のムダ知識』(廣済堂出版, 2007年4月)を読んでいたところ、p.105に妙な記述を見つけた。 ビンにフタをする「王冠」を発明したのは、19世紀のイギリス人、ウィリアム・ペインター。名前の由来は、見ての通り、王冠に似ているから。 物を固定するには、2点や4点よりも、3点で支える方が安定する、という力学的な理論から、3の倍数である21個のギザギザがついた。その後の研究で、21個以上でも以下でも、21個以 上の固定力が得られないことがわかり、今もギザギザの数は21個で規格化されている。この他、ビンの飲み口の口径は27ミリ、王冠の高さは5.97ミリと、規格化されている。 王冠を発明したWilliam Painterは、1838年11月20日Maryland州Montgomery郡Triadelphia生まれで、1906年7月15日Maryland州Baltimore没。どう