記録的な少雪を受け、宮城県加美町は道路除雪の業務委託で、除雪車が出動しない場合に「待機料」を支払う制度の導入に向けて検討を始めた。3日の定例記者会見で明らかにした。 【写真】雪の贈り物 山形・大蔵「ミニ雪だるま」発売 町によると、現行の委託料は中新田、小野田の両地区が除雪車の出動時間に応じた「出来高払い」。宮崎地区では待機日数を含んだ契約を結び、実績に応じて精算する。 例年1月はほぼ毎日出動しているが、今季は1月末現在、中新田が1回、小野田は8回と激減。委託料は両地区で計約2275万円を予算計上しているが、昨年12月末までに支払われたのは約20万円にとどまる。