動画配信サービスYouTubeは、新型コロナウイルス感染症対策の影響によるネットワークへの負担を軽減するため、標準解像度SDでの視聴をデフォルトにする展開をグローバルで開始した。YouTubeはこれから1か月間、SDで自動的に動画が配信される仕組みに切り替わる。HDでの視聴は引き続き利用できるが、設定でHDを選択しなければならない。 世界中で外出自粛や在宅勤務が要請されていることを受け、ブロードバンドのトラフィックがオーバーロードしている。ビデオテクノロジー企業のWurlは、世界中のTVビデオストリーミング時間を追跡しており、米国では12%、イギリスでは9%、フランスでは23%、イタリアでは15%、ドイツでは13%と、週ごとに増加が記録されているという。市場調査会社ニールセンも同様な分析レポートを出しており、自宅で過ごす時間が増えてきているため、TVでビデオストリーミングを視聴する消費量は