自治体が独自に取り組む子ども医療費助成の所得制限が新年度、県内の全35市町村で撤廃される。現在は設けている仙台市が4月、塩釜市が10月に制限をなくす。全国一律の制度がなく、市町村には「助成拡充の自治体間競争を強いられている」との不満があり、県補助金の拡大を望む声は根強い。県は政府の少子化対策の行方…
川崎市立稲田小(同市多摩区)のプールの水を張る作業の不手際で大量の水が無駄になった事案で、市が男性教諭に賠償請求したことを巡り、市に対応を疑問視する問い合わせが28日までに、100件以上寄せられていることが分かった。賠償請求に対する同情的な意見も多いというが、市は処分を変更せず、賠償手続きを進めているという。 【写真】教員不足と賠償請求とは「まったく別の話」と言い切った福田紀彦市長 男性教諭の不手際で5日間にわたり水を出し続けて約220万リットル(25メートルプール約6杯分)を流出したことで、損害となる上下水道料金は約190万円に上った。市は、同校の校長と男性教諭に過失があったと判断し、8日付けで2人に損害額の約半分の約95万円を請求した。 市教育委員会によると10日の発表後、「市長への手紙」のほか、市教委への電話やメールを通じ、市内外から「賠償請求は酷だ」「教員不足に拍車をかける」といっ
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