東京地検に出頭した飯塚元被告が収監にあたってコメントを出しました。 先日の裁判の判決に従い、東京地方検察庁から呼び出しがあり、本日、収監されることになりました。 この度の刑事裁判では、事故当時の私には踏み間違いの記憶がなかったため、被害者とそのご親族の方々に心苦しくも無罪を主張させて頂きましたが、提出された証拠及び判決文を読み、暴走は私の勘違いによる過失でブレーキとアクセルを間違えた結果だったのだと理解し、控訴はしないことにいたしました。亡くなられた松永真菜様・莉子様のご家族ご親族様と、お怪我をされた被害者の方々には深くお詫び申し上げます。私の過失を反省するため刑に服してまいりたいと思っております。また、この事故で多くの方々にご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。 飯塚幸三
名古屋入管の施設で死亡したスリランカ人のウィシュマさん。死亡にいたる経緯を録画した映像が遺族側に全面開示される見通しとなりました。これに先立ち、映像の一部を見た遺族と弁護士は・・・ この日、裁判所から出てきた遺族は、怒りを抑えることができませんでした。 ウィシュマさんの妹ポールニマさん: すごく悲しかったです。姉が亡くなる直前までのビデオを見ました。入管が姉を助けることができたのに助けてくれなかった。姉を入管が見殺しにしたのです。 姉のウィシュマさんが名古屋の入管施設で今年3月に亡くなる当日の映像を、ようやく見ることができたのです。 遺族は真相が知りたいと来日し、ウィシュマさんが映る入管施設内部のビデオの全面開示を求めてきました。 しかし入管側は遺族側におよそ2時間分の映像のみを開示し、全面開示と代理人弁護士の立ち会いは一切応じてきませんでした。 しかし10月1日、事態は大きく動きました。
赤信号を無視した歩行者がバイクと接触し、運転手が大けが。歩行者が異例の書類送検です。 書類送検されたのは、高知市の51歳の男性です。警察によりますと、男性は今年7月15日の午後7時半すぎ、高知市内の国道56号で赤信号を無視して横断歩道を歩いて渡り、バイクと接触。バイクを運転していた男性(30代)に手首の骨を折る大けがをさせた重過失傷害の疑いが持たれています。 記者 「事故当時、あちらの信号は赤でした。男性はこちらの押しボタンを押さずに横断歩道を渡り、あちらでバイクと接触したということです」 歩行者の男性は子どもを抱いて横断歩道を歩いて渡っていて、子どもとともに転倒。バイクの男性も転倒し、現場に居合わせた人が警察や消防に通報しました。 県警によりますと、県内ではこの10年間に、歩行者の信号無視による重過失傷害での摘発はないということです。警察は「交通事故をなくすため、歩行者も交通ルールを守っ
政府が「安全安心」をアピールする東京オリンピックで、選手らと接触するボランティアの人たちに義務づけられている新型コロナのPCR検査について、ずさんな運用の実態がJNNの取材で分かりました。 「選手村にはきょうも、続々とボランティアの方々が入っていきます」(記者) オリンピックの選手村などで活動するおよそ7万人のボランティアは、組織委員会のガイドラインで、活動開始前のPCR検査が義務付けられています。選手と接触する人については、活動中も毎日、検査することになっていますが・・・ 「PCR検査自体は1回も受けてないです。(Q.組織委員会からは連絡なかった)そうですね。検査を受ける案内とか、今のところ一度も声がかかったり、説明とかがない」(ボランティアの男性) 義務付けられているはずの検査を一度も受けていないと証言するのは、ボランティアの運転手として選手らの送迎を担当している男性。選手村で選手らの
感染の拡大に伴って医療現場では病床のひっ迫が懸念されています。最前線で治療を続ける医師は、「来週中にはすべての病床が埋まる」と強い危機感を示しました。 「典型的なコロナだな、結構重い症状。50代だよね、基礎疾患なし」 埼玉県川越市の埼玉医科大学総合医療センター。中等症以上のコロナ患者を受け入れています。 「先々週まではこの半分もベッドが埋まっていない状態でした」 埼玉県の1日あたりの感染者数は“まん延防止措置”が延長された今月半ば頃から徐々に増加し、先週木曜日には510人と、およそ半年ぶりに500人を超えました。25日時点の県内の確保病床の使用率はおよそ48%と、ステージ4の指標に迫る勢いです。 「この1週間で急速に病床が埋まりつつあって、このペースで患者が増えてくると、来週中にはすべての病床が埋まってもおかしくない。いわゆる恐れていたオーバーシュートという形がもう起こってきている」(埼玉
観客数が「収容人数の50%以内で1万人」と決まった東京オリンピック。23日午後、チケット再抽選の詳細が発表されました。 再抽選が行われるのは、開会式、閉会式と陸上やサッカー、野球、ゴルフなど8競技。来月6日未明に公式のチケット販売サイトで結果が発表されます。払い戻しを希望する場合は、来月6日から15日午前までに受け付けを済ませれば、大会終了後に返金されます。 いよいよ開催まで1か月となったオリンピック。ただ、まだまだ課題は山積しています。
週刊誌に特定企業をデジタル庁の事業に参加させるように指示したとの疑惑を報じられた平井デジタル改革担当大臣が、事実関係を否定し、出版社に抗議したことを明らかにしました。 「意図的に誤解を与えようとするものと考えておりまして、昨日、出版社には訂正または記事の全体の削除の抗議をさせていただきました。異例中の異例ですけど、(オリジナル音声の)公開も検討をする」(平井卓也デジタル改革相) 週刊文春は、平井大臣の指示があったことを音声データ付きで報じましたが、平井大臣は「会議の中で自分は企業名を言っていない」と主張して事実関係を否定しました。 また、文春側が公開した音声データが「不鮮明な部分を意図的に文章で補っているように思える」として、大臣側で保有している元の音声データを公開することも検討するとしています。 このほか、いわゆるオリパラアプリの事業契約が当初73億円で結ばれたことなどを受け、第三者によ
新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため全国各地で加速するワクチンの接種ですが、その陰で190人以上の人が接種後に死亡しています。「亡くなったのはワクチンが原因ではないか?」先月末、接種から数時間後に急死した兵庫県神戸市の女性の遺族や病院側がJNNの取材に応じ、胸の内を語りました。 「今回は覚悟も何もないですから、いきなりでしたから。それがつらいですね、ほんとうに」(死亡した女性の夫〔74〕) 先月28日、神戸市に住む73歳の女性は、かかりつけの病院で夫と一緒にファイザー製のワクチンを接種しました。女性は15年前から糖尿病の持病がありましたが、当日の体調に特に問題は無く、午後4時半ごろに接種を受けた後、30分ほど病院で待機し帰宅したといいます。しかし、その後・・・。 「テレビを見て午後7時すぎくらいに、胸が痛いから先に休むね・・・それが最期の言葉でしたね」(死亡した女性の夫) 呼吸が一気に
新型コロナ「第3波」が猛威を振るっていた今年1月、東京では、診察も受けられないまま自宅で死亡する人が相次ぎました。ある男性が死の直前まで友人に送っていたLINEのメッセージは、医療崩壊の恐ろしさを浮き彫りにしていました。 〈なんか、コロナになったかも。辛子明太子を食べたら辛くないのです〉 新型コロナ「第3波」の真っただ中にあった今年1月、ある男性が友人に送ったメッセージです。 〈全身が痛くて起きられない〉 〈はやく病院行ったら。本当にいきなり、急変して死んじゃった人いるからさ〉(友人) 映画のプロデューサーとして活動していた及川淳さん(60)は、このやりとりの数日後、東京・新宿の自宅で亡くなっているのが見つかりました。検査も治療も受けられないまま、一人暮らしの自宅で容体が急変。死亡した後の検査でコロナへの感染が判明したのです。こうしたケースは第3波で急増し、1月には、警察が把握しているだけ
29日に横浜港を出港した豪華クルーズ船「飛鳥2」に、新型コロナウイルスの感染者が出たということです。「飛鳥2」が戻るとみられる横浜港から報告です。 30日午後、豪華客船「飛鳥2」から「船内の乗客1人に新型コロナの感染者が出た」と連絡があったということです。このクルーズ船は29日午後5時ごろ、横浜港から出港し青森港などに寄港しながら、5月5日に横浜港に戻ってくる予定だったということです。 客船を運航する郵船クルーズ株式会社によりますと、この乗客は出港の1週間前にPCR検査を受けていて、その結果は陰性でした。しかし、29日乗船時に再度PCR検査を行ったところ、その結果が30日出て、陽性と判明したということです。 運航会社はクルーズを中止して、再び横浜港に向けて運航していて、到着は5月1日以降になる見通しです。
地球温暖化を止めるため、日本は温室効果ガスを2030年度までに「46%削減する」という新たな目標を掲げました。旗振り役の小泉進次郎環境大臣が、その本気度をオリンピックのメダルに例えました。 「くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです。『46』という数字が。シルエットが浮かんできたんです」(小泉進次郎 環境相) 23日午後、私たちの単独インタビューに応じた小泉環境大臣。「浮かんだ」という「46」とは、各国の首脳が参加した「気候変動サミット」で菅総理が示した目標です。 「我が国は2030年度において、温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指す」(菅首相 22日) 日本は、これまで2030年度までに「26%削減」を目標にしてきました。今回、菅総理はサミットで「46%削減」と表明、目標を大幅に引き上げました。アメリカは2005年に比べ50%から5
いま台湾産のパイナップルが日本で急速に売れています。台湾スイーツの「パイナップルケーキ」も人気だといいます。その理由に今月1日から始まった中国のある政策がありました。 パイナップルを手にしているのは、台湾の蔡英文総統。Twitterに日本語でこう書き込んでいます。 「台湾産パイナップルを応援してくださる日本の皆さん、ありがとうございます!」(蔡英文総統のTwitterより) さらに、日本への輸出量が過去最高になったことも伝えています。都内の青果店を訪ねると・・・ 「昨日3ケースだけ入ったんですけど、やはり(昨日の)午前中でなくなった」(新宿八百屋 荒巻秀俊専務取締役) 台湾を代表するスイーツと言えば「パイナップルケーキ」です。こちらも・・・ 「通販の注文件数が目に見えてぐんと増えて、パイナップルケーキを買って応援しようという動きが出てきたのかなと感じている」(郭元益 倉八真夕店長) 日本で
緊急事態宣言が出された場合、国会議員の夜の会食はどうすべきか、与野党の協議が続いていましたが結局まとまらず、ルール化は断念することになりました。 国会議員の会食ルールをめぐっては、6日、与野党の国対委員長がガイドラインを設ける方針で合意し、「午後8時まで、4人以下」との案も出ていました。しかし、日本医師会の中川会長が6日の会見で、「4人以下の会食なら感染しないと思うなら間違い」と発言したことを受け、与野党間で協議が続いていました。 7日の衆議院・議院運営委員会の理事会では、野党側から「緊急事態宣言の期間中、1都3県での会食自粛」を申し合わせるよう提案もありましたが、ルール化については断念しました。国会議員各自が「重く受け止め、対応することを共有した」ということです。
政府の新型コロナ対策分科会の尾身会長は、東京の感染状況について個人的な意見としたうえで「ステージ3になっていると考えるのが普通」との見解を示しました。 「意見を求められれば、(ステージ)3になっていると考えるのが普通だと個人的には思う」(新型コロナウイルス感染症対策分科会 尾身茂 会長) 政府の新型コロナ対策分科会の尾身会長は、東京の感染状況について個人的な意見としたうえでこのように述べました。 GoToトラベルをめぐり、東京都が自粛を呼びかける対象を65歳以上の高齢者らに限定したことについては一定の評価をしたうえで、若い世代などの無症状者や軽症者の多くが感染を拡大させていると指摘し、若い人へのメッセージも必要だと話しました。 また、感染者が増えるスピードを短期間に減少させないと、医療のひっ迫だけでなく、そのひっ迫が国民への不安を高め、結果的にさらなる経済への悪影響が予想されるとも述べまし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く