経済産業省は2月22日、工場・プラント施設のエネルギーマネジメントシステム(FEMS)に関する国際標準の開発を日本が国際電気標準会議(IEC)へ提案したところ、1月にこの提案が承認され、国際標準化に向けた議論が開始されることになったと発表した。 この国際標準案が成立・発行すれば、見える化システム、デジタル化されたデータを用いた最適化システムなど、より高度な省エネを実現するためにFEMSに求められる機能や、システムとしての自動化レベルが明確になる。これにより、合理的なFEMSの導入計画の立案や、既存のFEMSの機能改造の検討を行いやすくなるため、工場におけるFEMSの導入が進み、省エネ化やエネルギー利用の最適化が一層進むことが期待される。
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