台湾の半導体大手などによる宮城県大衡村での半導体工場の計画が、27日に突然立ち消えとなりました。村井宮城県知事は「夢にも思わなかった」とショックをあらわにしながらも、新たな企業を誘致する方針を示しました。 台湾の半導体大手PSMCとネット金融大手のSBIホールディングスは、大衡村に半導体工場を建設し2027年から稼働させる予定でした。 従業員は約1500人、投資額は宮城県でも過去最大規模の8000億円以上になる予定でした。 しかし27日、SBIホールディングスはPSMC側から日本国内での半導体製造事業に対応していくことが困難になったとの通知を受けたとして、共同事業を解消すると発表しました。 SBI側は、引き続き大衡村で半導体関連ビジネスの集積地とする取り組みを進めるとしていますが、計画は大きな見直しを迫られています。 村井知事「東北の経済界、そして宮城県の経済界、宮城県の市町村、県民の皆様