毎年、世界の大富豪たちの総資産額を元に、「長者番付」を発表している米経済紙の『フォーブス』が、2017年版番付を発表した。日本人の首位には、2014年以来3年ぶりにソフトバンクの孫正義氏が輝いた。その総資産額は、2兆2640億円。1兆円超の赤字を抱えこんだ東芝を2つも救えてしまうほどの金額だ。 前々年、前年と見比べると、孫氏の総資産額は、1兆6541億円(2015年)、1兆6837億円(2016年)と徐々に増えている。 総資産額を増やしたのは、孫氏だけではない。月刊誌『KOKKO』編集者の井上伸氏はブログで、上位40人の総資産額が過去最高になったと指摘し、その額が日本の全世帯の52.5%の資産額と同じであると指摘している。実際、『フォーブス』の発表しているランキングから算出すると、2017年に発表された40人の総資産額の合計は約15兆9260億円で、前年(約14兆5098億円)、前々年(約
![日本の長者番付トップ40の総資産額が日本の全世帯の52.5%の資産額と同じに!? 一方で改善の兆しの見えない貧困者の生活――アベノミクスの「歪み」が浮き彫りに | IWJ Independent Web Journal](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b90bdd953af3d6a6523cfe22571fab0603120997/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fiwj.co.jp%2Fwj%2Fopen%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F04%2F170427_375760_01-640x494.png)