また新幹線で東京駅から49分、東北自動車道を使えば62分という交通アクセスの良さを利点に、日本を代表する企業が生産拠点を置いている。その宇都宮市が、さらなる企業誘致を目指して積極的な取り組みを見せている。 18年1月には「宇都宮市企業立地セミナーin東京」を開催予定。佐藤栄一・宇都宮市長自ら、優れた立地環境や今後の発展の方向性についてプレゼンテーションするほか、経済アナリストの森永卓郎氏が基調講演、立地企業紹介としてデュポン株式会社による講演が予定されている。 産業用地の販売から公共交通、子育て支援まで広く充実 宇都宮市における企業誘致は、たいへん好調である。市内には、国内最大規模の内陸型工業団地である「清原工業団地」をはじめとした大小7つの工業団地があるが、テクノポリスセンター地区の約3ヘクタールが17年6月に完売。最後の産業用地である平出工業団地の約9ヘクタールも、人気を博している。企