楽天は6月12日、2016年までに完全子会社化したケンコーコムと爽快ドラッグを7月1日付で合併し、「Rakuten Direct株式会社」(福岡市)として営業を始めると発表した。 ケンコーコム(福岡市)と爽快ドラッグ(東京都千代田区)は、ともに医薬品や日用品を扱うECサイトを運営。楽天は楽天市場での日用品や健康関連商品の品ぞろえ強化を狙い、2015年にケンコーコムを、16年に爽快ドラッグをそれぞれ買収。「事業形態が極めて近い両社を組織的に一体化することで、効率的な運営を図る」(楽天)としていた。 新会社は引き続き、日用品などを取り扱うECサービスを提供する予定。「各サービスにおける物流インフラおよび情報システムの効率化、販売商品の拡充を徹底する」(楽天)という。代表取締役社長には爽快ドラッグの小森紀昭社長が就任する。 関連記事 楽天、ケンコーコムを完全子会社化 楽天がケンコーコムの株式をT