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製本業界に関するmarief8107のブックマーク (4)

  • 本の判型

    江戸時代当時、将軍家と徳川御三家では美濃で作られた紙、美濃判(縦九寸、横一尺三寸)を権力の象徴として使用していました。大名はそれよりも一回り小さいサイズの紙を使い、一般の者たちはそれよりもさらに小さいサイズを使っていたようです。 時代も明治に移り、士農工商という身分制度が廃止されると、多くの人たちが競ってこの大きなサイズの紙、美濃判を使うようになり、美濃判が和紙の標準サイズとして定着していきました。 またそのころ、イギリスから輸入されたクラウン判(787×1092mm)の変形が美濃判の八倍のサイズ(788×1091mm)であったことから、大八つ判という紙として販売されました。この大八つ判を三十二面に裁断すると四寸×六寸の大きさになるため、大八つ判という呼ばれ方よりも四六判という呼ばれかたが定着していきました。 ●菊判 明治の半ば、日橋の川上商店という会社がアメリカの標準判を一回り(1イン

  • 本の構成

    下記の表は書籍を制作していく上でのルールとでもいうものが書籍構成です。 伝統的に続いているルールとして存在しているので、実際にこのルールに完全に基づく必要はありません。

  • 本の各部名称

    並製 文で使用している紙よりも厚い紙を表紙として、針金や接着剤で中身を綴じる方法。 表紙と中身のサイズが同じ大きさに仕上げます。雑誌の種類によって、表紙と中身の紙を同じものにすることもあります。 新書や文庫、雑誌などに多く使用され、持ち運びに便利な反面、傷みやすい性質とも言えます。 上製 表紙をボール紙に貼り、糸かがりや接着剤で中身を綴じる高級製方法。 表紙部分を中身よりも3mmほど大きく(チリ)仕上げ、必ず見返しをつけるようにします。表紙と背の間にも溝をつけ、見開きやすくしています。 上製は高級的な仕上がりのため、費用が並製より少し割高になってしまいますが、硬質な表紙があるため丈夫で長持ちな書籍となります。 天(あたま) の上部です。 の見映えを良くするために金箔を塗ることもあり、これを「天金」と言います。 背 文字通りの背中です。背骨とも言えるかもしれません。 ここ

    marief8107
    marief8107 2014/07/25
    製本工場で勤め始めて、「ここが小口ね」と、社長や先輩から突然専門用語が出るようになり、結構焦ってる。美しい物作りの現場は暑い、熱い。日々体力と刺激。
  • これからの製本業について - JAGAT

    印刷業を取り巻く環境が厳しい中、後加工業(製業)の現状と課題 JAGATでは、2ヶ月間に1回の割合で印刷関連の業種の方々との情報交換、共有を目的とした「印刷技術情報交換会」を開催している。今回は、「これからの製業ついて」と称して芳野マシナリー(株)の鈴木取締役にお話をいただいたので、その内容を報告する。 ■製業界の厳しい現状 昔、製版はなくなっても印刷物(紙)は残る、更に印刷物はなくなっても後加工は残る、最終成果物は後加工がなければ製品(商品)にはならない、つまり後加工は絶対なくならない、とよく言われていた。しかし、現実は全く異なり、後加工の製業も印刷関連業種と同様にかなり厳しい状況にある。 2000年前後(景気下降期)より、2012年現在の方がさらに厳しい状況にある。製専業者は、現在7百数十社ある中で毎年100社程度減少している。印刷会社とは比べものならない数字である。 そうし

    marief8107
    marief8107 2014/07/20
    電子書籍の影響はやっぱり強いのかなあ。
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