NHK朝ドラ「あまちゃん」の評判がすこぶるいい。ヒロインは1953人の中から大抜擢された能年玲奈。女優としてはほとんど新人ながら、現場スタッフから視聴者までをアッと言う間にメロメロにしている。そんな彼女の知られざる素顔に迫った。 「この作品が始まって以降、朝から実に気持ちがよくて爽快です」 そう語るのは、芸能評論家の肥留間正明氏だ。いつもは辛口の同氏だが、4月1日から始まった能年玲奈(19)がヒロインを演じるNHKの朝の連続テレビ小説「あまちゃん」に関しては、口元がほころぶ一方なのだ。 「今までの連続テレビ小説にはないテイストを感じます。人気脚本家の宮藤官九郎氏の脚本がすばらしく、タッチが軽妙で疲れず、バカらしさあり、輝くところあり、泣かせるところありで『明日はどうなるんだろう?』と、思わず期待してしまう内容です」(肥留間氏) 物語は、引きこもりがちな高校2年生の天野アキ(能年)が、夏休み