警察官を含む男女4人が死亡した長野県中野市の立てこもり事件で、谷公一国家公安委員長は26日の閣議後の記者会見で、殺人容疑で長野県警に逮捕された青木政憲容疑者(31)が、県公安委員会から猟銃や空気銃の所持許可を受けていたことを明らかにした。 青木容疑者に所持許可を出していたことについて、「現時点で手続きや銃の検査に問題があったとの報告は受けていない」と説明。現場に駆けつけた警察官2人が猟銃を発砲されて死亡したことには「本件の銃の使用状況は捜査中なので答えは差し控える」としつつ、今後は「必要であれば警察庁として銃の取り扱いなどを含めて対応することになる」と述べた。(佐藤航)
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