頭髪の薄毛、抜け毛について、米国人は食事や睡眠など健康管理に気をつかっているのに対し、日本人は育毛剤など直接的な手段で悩みを解消しようとしていることが、万有製薬(東京)の調査(6〜7月)で分かった。 調査は、薄毛、抜け毛を自覚している20〜49歳の日本人、米国人の計659人から、インターネットを通じて回答を得た。 結果によると、髪が薄くなってきたと気づいた年齢で最も多いのが、日本人は40〜45歳未満、米国人は25〜30歳未満で、自覚年齢は“日老米若”。薄毛、抜け毛を気にしている日本人は58・6%で、米国人の70・6%を大きく下回る。気にする理由のトップは、米国人の「老けて見える」に対し、日本人は「カッコよくない」。 現状を「何とかしたい」と考える日本人は60・1%で、こちらも米国人の74・5%を下回る。米国人の3人に1人が周囲の態度が変わったと答えたが、周囲の変化を感じている日本人は