安倍総理大臣の後任を選ぶ自民党総裁選挙について、自民党の総務会は、党員投票は実施せず、両院議員総会を開いて新しい総裁を選ぶことを決めました。都道府県連の代表の投票先を決める際には、予備選挙などを行うよう各都道府県連に促すことになりました。 この中で、二階幹事長をはじめ党執行部は「新型コロナウイルスへの対応もあり、早急に新たな体制を確立して政策を前に進める必要がある」として、党員投票は実施せず、両院議員総会を開いて、国会議員と都道府県連の代表による投票で、新しい総裁を選ぶことを提案しました。 これに対し、出席者からは「一刻も早く新しい総裁を選ぶべきで、党員投票を実施しないのもやむをえない」などと、賛成する意見が出された一方、「開かれた方法で総裁選挙を行うため、広く党員の意見を反映させるべきだ」などと、党員投票を求める意見も出されました。 これを受けて、執行部側は、都道府県連の代表の投票先を決