明るいレンズとコンパクトデジカメとは思えない画質で世間を驚かせた「XZ-1」に続く、新モデル“STYLUS”「XZ-2」。どのようなコンセプトで登場したのか、詳細をオリンパスに聞いた。 開放F1.8という非常に明るい「i.ZUIKO DIGITALレンズ」が描き出す、コンパクトデジカメとは思えない画質で2011年2月に登場して話題となった「XZ-1」、そして、約1年半を経て登場した「STYLUS XZ-2」(以下 XZ-2)。同社コンパクトデジタルカメラのフラグシップとして、XZ-1からどういった進化を遂げたのか、機能的な部分や登場した背景などを商品開発を担当する吉田仁氏(オリンパスイメージング 開発本部 商品開発2部 2グループ 課長 )に聞いた。 要望に応えるべく画質と操作系を改善 ━━まず、XZ-2がXZ-1と比べて、どこが変更されたのか教えてください。ワイド端で開放F1.8、テレ端