2017年に韓国で公開されたパク・フンジョン監督の『魔女/마녀(マニョ)』。 主人公は一見どこにでもいる少女のように見えますが、物語の後半にはその姿からは想像がつかないようなアクションシーンの数々を繰り広げます。 観ている人たちは必ず「騙された!」と唸りたくなるような計算されつくしたストーリー。 今回は『魔女』のあらすじやネタバレを伏線も含みながらご紹介します。 『魔女』のあらすじ ク・ジャユン(キム・ダミ) 引用:YouTube 何者かに追われていた少女が一軒の家の前で倒れています。 そこから数年後、少女は当時の記憶を失ったままその酪農家の娘ク・ジャユン(キム・ダミ)として育てられていました。 どちらかというと大人しく家族思いのジャユンは認知症を患っている母、そして歳をとった父の為にテレビ番組に出場し、優勝賞金を稼ぐことを決めます。 ジャユンはその番組で着々と優勝に近づいていきますが、そ
2002年に公開されたイ・チャンドン監督の『オアシス』。 本作でベネチア国際映画祭新人俳優賞、そして最優秀監督賞を受賞するなど高評価を得た本作。 「前科持ちの男性」と「重度脳性麻痺の女性」との恋愛を描いています。 世間から疎外され、疎ましく扱われながらも、純粋な「好き」という気持ちだけで歩み続けた2人の姿を描いた社会性の高い恋愛物語です。 ホン・ジョンドゥ(ソル・ギョング) 引用:YouTube ひき逃げによって2年6カ月もの間、刑務所に入っていたホン・ジョンドゥ(ソル・ギョング)は出所してすぐに兄のホン・ジョンイル(アン・ネサン)の元へ赴きます。 ですが、訪ねた先にジョンイルはおらず、家族に見放されたジョンドゥは無銭飲食をし、再び捕まってしまうのでした。 弟の助けもあり無事に母やジョンイルに会うことができましたが、ジョンイルの妻にも疎ましがられ居場所がありません。 何とかジョンイルに中華
2001年に韓国で公開されたクァク・ジェヨン監督の『猟奇的な彼女』。 低予算で作成された映画でありながらも大ヒットとなり、瞬く間に動員数400万人を超えるなど韓国映画を象徴する作品のうちの1つとなりました。 今回はそんな『猟奇的な彼女』のストーリーはもちろん、ロケ地も併せてご紹介します。 究極のツンデレ、ならぬツンツンだらけの彼女に振り回されるラブコメディを是非観てみてください。 引用:YouTube 気の良い性格でありながらも何となく残念な男という印象を受ける大学生のキョヌ(チャ・テヒョン)はある日ひょんなことから電車で酔っ払っていた彼女(チョン・ジヒョン)に出会います。 一見、誰もが見とれてしまう綺麗な女性の彼女でしたが、なんと性格は正反対。 勝気で曲がったことが大嫌いな女の子で、見ず知らずの人にも臆さず注意をしたり意見を言います。 挙句の果てにはすぐに「死にたいの?」と言ったり殴った
『ハッピーログイン』は、日本に韓流ブームが巻き起こった『冬のソナタ』で主演を演じたチェ・ジウが主演の映画。 今回は、『ハッピーログイン』についてご紹介していきますよ! 韓国映画『ハッピーログイン』の映画情報とあらすじ 引用:naverblog 『ハッピーログイン』は、2016年に韓国で公開された映画です。 原題は『좋아해줘(好きになって)』でしたが、原題の候補に挙げられていた『ハッピーログイン』を邦題に採用したという噂もありますよ。 <監督> パク・ヒョンジン <脚本> パク・ヒョンジン、ユ・ヨンア <あらすじ> 登場するのは、詐欺に合ってしまい、家まで失った独身のアラフォーCA、調子に乗っているイケメンの韓流スター、女性と付き合った経験ゼロの草食系作曲家、とっつきにくい売れっ子脚本家、おせっかいなシェフ、恋愛経験豊富な新米プロデューサーという見た目も性格もバラバラな男女6人。 仕事もプラ
2017年に公開されたチャン・フン監督の『タクシー運転手 約束は海を越えて』。 韓国では動員数1,200万人を突破するなど人々の注目を集めました。 1980年に韓国の全羅南堂光州市で民主化を求めて起こった光州事件が舞台となっており、実話を基に制作されています。 学生と市民が起こすデモ隊と戒厳軍との銃撃戦。 その無残な真実を自身の目で見た時、人はどのような行動に出るのでしょうか。 『タクシー運転手』のあらすじ 左からテスル・マンソプ・ピーター・ジェシク 引用:tistory ソウル市内でタクシー運転手をしていたキム・マンソプ(ソン・ガンホ)は男手一人で11歳の娘を育てていました。 ただ、民主化を求める市民運動などの煽りを受け、苦しい生活を余儀なくされていました。 その時、一人の外国人(ピーター/トーマス・クレッチマン)を光州まで送迎するという話を耳にします。 往復にしても十分すぎる程の金額が
2018年に韓国で公開されたイ・チャンドン監督の『バーニング』。 第71回カンヌ国際映画祭で国際批評連盟賞を受賞するなど瞬く間に注目の的となったミステリー映画です。 実はこの作品は1983年に村上春樹が執筆した『納屋を焼く』を原作としていますがわずか数ページの短編作品である作品を見事にオリジナリティ性溢れる長編映画に仕立てています。 それでは早速、話題になった「バーニング」を見ていきましょう! 引用:naverblog 作家を目指しつつアルバイトで生計を立てているイ・ジョンス(ユ・アイン)はある日偶然街中で幼馴染のシン・ヘミ(チョン・ジョンソ)に出会います。 昔のようにすっかり打ち解けたジョンスとへミ。 へミは数日後、旅行でアフリカへ行ってしまうことから飼っている猫のボイルの世話をジョンスに頼みます。 引用:tistory へミが旅行へ行っている間、ジョンスは父が起した暴力事件の裁判傍聴や
2014年の大ヒット映画「王の涙 イ・サンの決断」! 主演には除隊後、時代劇初挑戦のヒョンビンを迎え歴代最強のキャストが揃った話題作。 信念を貫く若き王と悲しき暗殺者たち・・・ 緊迫の物語に加え剣術、弓術、馬術などの激しいアクションも見逃せない今作。 先王を亡くし即位した若き日の王イ・サンが偉大な王へと変貌を遂げる運命の1日を描いた歴史超大作です!! 王の涙 イ・サンの決断キャスト・登場人物情報 李朝第22代王イ・サン(ヒョンビン) 引用:Daumblog 世子だった父親を老論の策略により米櫃に入れ餓死させられた過去を持ち、自らも常に命を狙われている。 学問を好み実学を重んじる孤独な王 。 ヒョンビンは「ジギルとハイドに恋した私」でハン・ジミンと共演していますね。 多重人格の役どころを見事にこなしハン・ジミンとのケミもバッチリでした。 尚冊 カプス(チョン・ジェヨン)・・・王の身の回りの世
2018年に公開された韓国映画「それだけが僕の世界」 この映画では、ハリウッド映画にも出演する韓国の名優イ・ビョンホンと、若手演技派俳優のパク・ジョンミンが兄弟役を演じています。 韓国では2018年上半期の映画興収第4位になり、日本でも2018年の年末に全国公開となりました。 その物語は、1人孤独の中生きてきた男が自分を捨てた母と再会することから始まります。 そして出会った弟への葛藤と、家族の絆を描いた感動のヒューマン作品となっています。 それでは、さっそく映画の詳しいあらすじとネタバレ部分を見ていきましょう。 韓国映画『それだけが、僕の世界』の映画情報 公開:2018年韓国 監督・脚本:チェ・ソンヒョン 製作総指揮:ユン・ジェギュン 主演:イ・ビョンホン、パク・ジョンミン、ユン・ヨジョン 助演:ハン・ジミン、チェ・リ、キム・ソンリョン、パク・ジフン 配給:ツイン キャスト情報 イ・ビョン
2018年に韓国で公開されたイ・ソックン監督の『君の結婚式』。 韓流ドラマの代名詞とも言える「切ない純愛物語」を見事に韓国映画として表現しています。 また、ただの純愛映画ではなく、クスッと笑ってしまうユーモアに溢れた要素もたっぷり盛り込まれています。 そんな笑える要素を含みつつも、ラスト10分ではグッと感情が持っていかれ、思わず涙してしまいます…キュンとしつつも笑って、そして切なくなる『君の結婚式』。 是非見てみてください。 『君の結婚式』あらすじ スンヒ(パク・ボヨン)(左)とウヨン(キム・ヨングァン)(右) 引用:Pinterest 出会いは高校3年生、転校生のスンヒ(パク・ボヨン)にお調子者のウヨン(キム・ヨングァン)は一目ぼれします。 複雑な家庭環境からなかなか人に心を開かないスンヒでしたが、しつこく追い回してきつつも、純粋で真っ直ぐに自分のことを考えてくれるウヨンに徐々に心を開い
今回は、韓国で大ヒット記録を更新し、ブームを巻き起こした人気映画『10人の泥棒たち』についてご紹介します。 実在する巨大なカジノリゾートで撮影されたシーンは迫力満点! あらすじや見どころ、リアルな口コミなどの気になる情報もご紹介しますのでチェックしてみてくださいね。 韓国映画『10人の泥棒たち』の映画情報とあらすじ 引用:naverblog 『10人の泥棒たち』は、2012年に公開された韓国のサスペンスアクション映画です。 なんと韓国では1200万人以上の動員数を記録!2019年現在でも、歴代の映画動員数6位にランクインしています。 その後日本でも映画は公開され、字幕版と日本語吹き替え版の両方のDVDも発売・レンタル開始されていますよ。 <監督> チェ・ドンフン <脚本> チェ・ドンフン、イ・ギチョル <あらすじ> マカオ・パクが企てた世界に1つしかない幻のダイヤモンド「太陽の涙」の強奪計
ラブコメに立て続けに出演し、視聴者をトキメかせている個性派俳優イ・ミンギと、遅咲きの俳優ながら映画にドラマに引っ張りだこの俳優パク・ソンウンがタックを組んだ! プロ野球選手から裏社会のトップに上り詰める男の野望を描く、韓国映画「皇帝のために」あらすじやネタバレ感想たっぷりご紹介! 韓国映画「皇帝のために」の映画情報とキャスト情報 映画情報: 2014年公開 105分 監督: パク・サンジュン 脚本: イ・ヨンス 制作: OPUS PICTURES キャスト情報 イ・ミンギ(イ・ファン役) 引用:Picdeer プロ野球選手だったが肩を壊し、野球賭博に手を出し球界を追放される。 チョン・サンハと知り合い裏社会へ足を踏み入れる、腕っぷしが強く横柄な態度で仲間の中には彼を疎ましく思う者も。 ドラマ「頑張れ!クムスン」で新人賞を受賞して人気に、個性的な雰囲気のある俳優で様々なドラマ映画で活躍。
今回は、韓国映画『コンフェッション友の告白』についての情報をご紹介します! コンフェッションとは、英語で「告白」という意味ですが、サブタイトルにもある「友の告白」とは一体どういう意味なのでしょうか。 あらすじや見どころ、リアルな口コミなどもまとめていますので、この映画が気になっている方もそうでない方もぜひ参考にしてみてくださいね。 韓国映画『コンフェッション友の告白』の映画情報とあらすじ 引用:Twitter 『コンフェッション友の告白』は、2014年に製作された韓国のサスペンス映画で、原題は「良い友人たち」でした。 公開当時、短編映画で数々の賞を受賞していたイ・ドユン監督の初の長編映画としても注目されていました。 また、日本でも2015年に映画が公開されており、DVDとしても発売されています。 <監督・脚本> イ・ドユン <あらすじ> 正義感の強い消防士のヒョンテ(チソン)と、世渡りが上
トップ画像出典:iMBC 연예より(I can speak) 先日韓国国内で放映中の映画を見てきました。 タイトルが『아이 캔 스피크』(アイキャンスピーク)という映画です。 I can speak という事で、何やら英語絡みのお話のようで、 試しにまずは予告編を見てみたんです。 こちら↓ [아이 캔 스피크] 티저 예고편 (I Can Speak Teaser Trailer) (30秒程です。韓国語がわからなくても何となく雰囲気はつかめると思います) こちらが映画の予告ムービーなのですが、 二人の人柄・効果音・文字入れ・・・実にコミカルに作られています。 事実韓国人と一緒に見に行ったのですが、この予告ムービーだけ見たら 「英語が喋れないおばさんが若者に教えてもらって、喋れるようになる。。」 といった面白おかしい映画の印象だったので見に行こうということでした。 しかし 結論から言うとが
映画『ダンケルク』を観てきました。 クリストファー・ノーランが、この作品を映画としてどうやって面白くさせたのかについて考えてみました。 戦争映画とエンターテインメント 戦争映画はエンターテインメントに向いていない これは個人的な感覚なので、人によっては共感できないかもしれませんが、戦争はエンターテインメント作品の題材には向いていないと僕は思っています。 実話を元にしていない完全に創作されたストーリーは、やり方次第でいくらでもエンターテインメント的に面白くできます。 実話を元にした感動話も、脚色するなどしてエンターテインメントに仕立て上げることができます。 しかし戦争映画は結末を変えることは絶対にできないし、大筋のストーリーの脚色は難しいです。 今作の物語においては個人単位の目線で話が進むので、その規模の中でドラマを盛り込むことももちろんできるのですが、その小さな規模のドラマを囲う大きな枠組
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く