いぜん 「高校無償化に賛成するので、抱き合わせでこれもやろう」で しゅちょうしたように、「高校無償化」は そもそも 差別的な せいさくである*1。高校に いっしょう えんのないひとは たくさんいる。ついでに いうと 中学や 小学校にしたって そうだが。また、現行案では、留年などで 最低卒業年限を こえて 高校に ざいせきするものについては、すくなくとも 国レベルからの えんじょは でないことになっている。*2高校就学が「あたりまえ」とされ、中退者や中卒者、中学さえ中退したもの(=貧乏人がおおい)には、子ども時代に なめた辛酸では ふじゅうぶんであったとでも いうかのように、そのごの 人生において 困難のフルコースが よういされている。そのような 社会的恫喝を はいけいにして 高校進学率が いじょうな 高水準を たもっているかぎり、学校からの はみだしものにとって 「無償化」問題は 恩恵から