長岡花火をテーマにした映画「この空の花」の製作を発表した大林宣彦監督(右)と製作委員会の渡辺千雅代表=新潟県長岡市の長岡グランドホテル 戦時中、空襲に遭った新潟県長岡市の平和と復興のシンボル「長岡花火」が、感動のストーリーとなって映画化される。監督は「尾道三部作」で知られる映画作家の大林宣彦さん。大林さんに映画化を勧め、映画の製作にあたる「長岡映画」製作委員会代表で、長岡フイルムコミッション会長の渡辺千雅さんらとともに長岡市内で記者会見し、「72歳になり、戦争を真っ正面から向き合おうと思ったとき、追悼の思いが込められた長岡花火と出合ったことは天命。世界に向けて発信したい」と熱い思いを語った。 映画は「この空の花〜長岡花火物語」(仮題)。ストーリーは未定だが、「世界中の火薬を花火にして打ち上げたい」と願う老花火師と、「戦争を思いだすので花火は見たくない」と言いながら子供たちに語り継ぐ実在の人
小田原の歴史を次世代に伝えようと、神奈川県小田原市では市民が家に保管している写真などを集め、デジタル化して保存・整理する事業「小田原デジタルアーカイブ」を今月から始めた。ふるさとの思い出となる写真を幅広く集め、市のホームページ(HP)などで情報を発信していく。 今年、市制施行70周年を迎えた小田原市では、時代の流れとともに人々の記憶から薄れてしまう生活の様子や城下町の街並みなどを残すため、同事業を計画。市民が撮影した写真を中心に記録、保存していくという。市は「市民に参加してもらうことで、関心が高まり事業の継続性につながる」と期待する。 募集するテーマは「昔の小田原」と「将来に残したい小田原」。昭和初期のブリが掛かった定置網の引き上げや同30年代の小田原城の復興の様子など、その時代を象徴する風景や四季折々の自然、建物、地域の祭りなどをイメージしている。 「これまでの小田原の歴史と今歩んでいる
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く