5月15日に行われた参議院総務委員会において、立憲民主党吉川沙織議員が、海賊版サイトへのアクセスブロッキングについての質疑を行いました。 議事録非公開など、プロセスに問題あり 吉川議員は本件について追及したいことがたくさんあるとしつつも、今回は立法府を軽視したプロセスといった観点に絞るとし、淡々と質疑を行いました。 吉川議員は、知財本部の議事録が非公開となっていることを問題視。議事要旨を読んでも、内容がほとんどわかりません。しかもブロッキングを実際に行うことになるのはISPなのに、当のISP事業者の関係者を会合に呼んでいないことも問題であるとしました。 議事録について住田局長は、非公開の理由として、情報開示により悪質な海賊版サイトが注目を浴びてしまい訪問者が増加してしまうことへの懸念、権利者側が講じてきた対策つまり手の内が海賊版サイト運営者に知れてしまう、出版社の売上などの状況を一般開示す