Flexアプリケーションであるオブジェクトと別のオブジェクトとの間でデータの受け渡しをさせる「データバインディング」について見ていこう 前回「イベントドリブンなアプリケーション構築」は、イベントとActionScript 3の処理について紹介しました。 ■データバインディング Flexアプリケーションの開発を進めるうえで理解しておくべき特徴としてデータバインディングがあります。 データバインディングとは、あるオブジェクトと別のオブジェクトとの間でデータの受け渡しを行うための手法です。 この仕組みにより、UIコントロールのプロパティがユーザー入力によって変更されたときに自動でデータモデルの更新を行ったり、データサービスの結果をUIコントロールのプロパティに反映したりすることが可能になります。 データバインディングでは、ソースとなるプロパティ、あて先のプロパティ、ソースからあて先へデータを渡す