普通の人なら気にもとめないだろうが、ウェブマスターにとっては嬉しいニュースだ。Google、Yahoo、Microsoftの3社が手を組んで、検索エンジンを正しい方向へ導く非公式の標準規格に対応することになった。 3社は米国時間2月12日、ウェブページにわずかなコードを追加することで「正規の」アドレス(簡単に言えば、オリジナルの最も重要なURL)を指定できる処理方法に対応すると発表した。これによって、検索エンジンに注目すべきページを伝えることが容易になり、複製ページが異なるページとして扱われることが避けられる。 これまで、インデックス化のためにウェブページを巡回する検索エンジンのロボットには、たとえば「http://www.somepage.com/index.html」と「http://www.somepage.com/index.html?lang=en」のどちらを正しいURLとして扱
文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:ラテックス・インターナショナル、編集部2008年08月22日 07時00分 カリフォルニア州サンノゼ発--Microsoftは、Googleの圧倒的な検索エンジンに対抗する手段を見つけたと考えている。その手段とは、人が何をウェブページで検索するか、何がウェブページに掲載されているのかをより深く理解することだ。 具体的に言うと、Microsoftは、ユーザークエリ全体を検証することで、より有用な検索結果を表示できると考えている。Microsoftの検索、ポータル、広告プラットフォーム事業部門のシニアバイスプレジデントであるSatya Nadella氏は、当地で開催されている「Search Engine Strategies」カンファレンスで、現在Microsoftは直前の検索しか追跡していないが、多くの場合、ユー
今回取り上げるPeter Morville氏の「Search Patterns」は、ウェブサイトにおけるユーザー行動の1つである「検索」の利用方法を体系的にまとめたものだ。 Morville氏は、Semantic Studios社のCEOであり、著書に「アンビエント・ファインダビリティ」「Web情報アーキテクチャ」などがあり、ウェブ情報アーキテクチャにおける第一人者として広く知られている。写真共有サイト「Flickr」のほうにも、彼のコレクション「Search Patterns」を見ることができるのでそちらも参照してほしい。 まず、「Search(検索)」と言っても、さまざまな側面を持つ。Patterns(パターン)、Futures Studies(未来の研究)、Interaction Design(インタラクションデザイン)、 Information Architecture(情報アーキ
2008年6月27日、Googleが検索連動型広告(アドワーズ広告)において、直前の検索行動のデータを応用した行動分析型ターゲティングのテストを行っているというニュースがNew York Timesに掲載されました。 Googleは、2007年からユーザーがコンバージョンに至った直前の検索行動を分析、そのデータをターゲティングに応用するテストを行っていた。これまでの結果を踏まえてGoogleの担当者は、「直前の分析だけでは十分と言えない。今回、コンバージョンの2、3回前までの検索行動まで分析範囲を広げた」と語っている。 「Google Tries Tighter Aim for Web Ads」より これまでGoogleで「手数料」と検索した場合には、直前の検索行動とは無関係にさまざまなジャンルの「手数料」というキーワードを含むリスティング広告が表示されていました。 しかし、2007年の「
米Yahooは自社検索広告事業を強化するため、自社技術を土台にカスタム検索エンジンを構築できるプロジェクト「Yahoo! Search BOSS(Build Your Own Search Service)」を開始した。 Yahooは7月10日夜にBOSSのベータテストを開始する。BOSSを利用することで、検索ボックス付きの独立したウェブサイトを構築できる。ユーザーのクエリをBOSSに渡し、Yahooの検索エンジンが返す結果を処理し、それを表示できる。 BOSSは、外部開発者による検索イノベーションを可能にし、その成果から利益を共有する仕組みといえる。Yahooは、自社技術を外部開発者に提供することで、インターネットで重要な部分になろうとする取り組み「Yahoo Open Strategy」を発表しており、これを具現化したものでもある。 Yahooの検索部門で検索戦略の責任者を務めるPra
米国家安全保障局がGoogleに多くの誇れる権利を委ね、自身のコンピュータの問題について話すことができないのは残念なことだ。 米国時間7月25日に投稿されたブログの中で、Googleは、検索結果をユーザーに提供する前に行う必要があるウェブのインデックス作成と処理という検索業務の課題について詳しく説明した。内容を短くまとめると、Googleには大きなことを考える以外に選択肢はないということだ。 最初に行われるのはネットサーフィンだ。ソフトウェアエンジニアであるJesse Alpert氏とNissan Hajaj氏は、「まず、巧妙なリンク構成の初期ページから各リンクをたどって新しいページに移動する。次に、それらの新しいページのリンクからさらに別のページに移動していき、最終的には膨大なリンクのリストが作られる。重複するリンクを削除した後でも、一意のURLが1兆もあり、ウェブページの数は1日数十億
Yahooは米国時間4月2日、ラスべガスで開催された「CTIA Wireless 2008」において、「Yahoo OneSearch」の最新版を中心とする新たなモバイル検索戦略の発表を行った。 Yahooの「コネクテッドライフ」担当エグゼクティブバイスプレジデントであるMarco Boerries氏は、基調演説の中で、「Yahoo OneSearch 2.0」がリリースされ、「単にウェブリンクを提供するのみならず、どのような質問にでもすぐに答えられる」サービスの提供を約束した。これは検索結果に関して、これまでのハイパーリンクの表示だけでなく、他のメディアとの連携に発展することを意味している。例えば、「ニューヨーク」と検索すれば、地下鉄の時刻表まで表示され、地元の寿司レストランの検索をかけるだけで、利用できる予約状況まで表示されるようになる。 OneSearchに加わった別の主な特徴として
Yahoo!Search Marketing Overture Service Inc. オーバーチュア アメリカの広告型検索データベース登録サービスまたは有料データベース登録サービス業界の大手,カリフォルニア州パサデナ。 旧称ゴートゥー・コム。 サーチエンジン広告サービスの開拓者として知られており,サーチエンジンの広告に関する複数の特許を保有している。 1997年9月設立,2001年第3四半期に黒字に転換。 2003年の時点で,ストレージを 100TB 用意している。 2005年3月1日に旧社名の Overture Services から現社名変更。 スポンサードサーチ(広告型検索)エンジンという分野を開拓し成長。 有料リスティングサービスを発明した企業であり,この分野での広告とアルゴリズムに関する知的財産権を保有している。 さらに,Overture が最近買収した
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く