ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (53)

  • 仏教対話AIの多様化に成功―親鸞ボットと菩薩ボットの増産―

    熊谷誠慈 人と社会の未来研究院准教授と古屋俊和 株式会社テラバースCEOらの研究開発グループは、生成系AIChatGPT 4」と宗教を掛け合わせた新型チャットボット「親鸞ボット」と「世親ボット」を共同開発し、仏教対話AIの多様化に成功しました。さらに、両ボットのAR(拡張現実)技術を開発し、宗教史を代表する仏教聖人ボットとのテキスト対話のみならず、視覚や聴覚を用いたマルチモーダル(多感覚的)なコミュニケーションもできるようになりました。 親鸞ボットと世親ボットは、日最大の仏教宗派である浄土真宗の開祖親鸞(12~13世紀)、大乗仏教の二大哲学の一つである「唯識」を大成した菩薩の世親(4世紀)という、2人の仏教聖者をモデルとした人工知能です。発表済みの「ブッダボット」、「ブッダボットプラス」と同じく、現存する仏教聖典を機械学習し、人々の様々な悩みに宗教的観点から回答してくれる仏教対話AI

    仏教対話AIの多様化に成功―親鸞ボットと菩薩ボットの増産―
  • "AIの目"によるイネ収穫量の簡単・迅速推定

    イネは、わが国では言うまでもなく、世界的にみても人口の約半数が主としている非常に重要な作物です。田中佑 農学研究科准教授(現:岡山大学教授)、齋藤和樹 コートジボワール・アフリカライスセンター(Africa Rice Center)主任研究員(現:フィリピン・国際イネ研究所(International Rice Research Institute)博士)、桂圭佑 東京農工大学准教授、辻泰弘 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター博士、高井俊之 同博士、田中貴 岐阜大学准教授、間香貴 東北大学教授らを中心とする研究グループは、国際的な研究ネットワークを通じて国内外から大量のイネ画像と収穫量のデータを収集し、AIに学習させました。これにより、野外で生育するイネの収穫期の画像を撮影するだけで、高い精度で面積あたり収穫量(収量)を推定する技術を開発しました。技術は幅広い品種や環境条件

    "AIの目"によるイネ収穫量の簡単・迅速推定
  • 仏教対話AIの進化:「ブッダボットプラス」の開発―ChatGPT4搭載でより詳しい回答が可能に―

    熊谷誠慈 人と社会の未来研究院准教授と古屋俊和 株式会社テラバースCEOは、生成系AIChatGPT4」を応用した新型チャットボット「ブッダボットプラス」を共同開発しました。「ブッダボット」は、仏教経典を学習し、様々な悩みに対して宗教的観点から回答する対話型AIで、両開発者が2021年3月に公表しました。ただ、このブッダボットはGoogle社提供のアルゴリズム「Sentence BERT」を応用したものであり、(文章の生成は行わず)仏教経典の文言そのままの形で回答するものでした。ソースについては信頼性があるものの、ユーザーの聞きたい内容について、わかりやすい言葉で回答することはできませんでした。今回、ChatGPT4を応用したブッダボットプラスは、質問への回答として、仏教経典の文言をそのまま提示したうえで、ユーザーの質問内容に即した解釈・追加説明を併せて生成して提示することが可能となりま

    仏教対話AIの進化:「ブッダボットプラス」の開発―ChatGPT4搭載でより詳しい回答が可能に―
  • アンサンブル学習を用いた造血幹細胞移植予後予測モデルの開発 -機械学習を用いた新規生存時間解析手法の実装-

    高折晃史 医学研究科教授、諫田淳也 同助教、岩﨑惇 同研修員、ネクスジェン株式会社 中島正和氏、宮西正憲氏、宮塚功氏、Le My An氏らの研究グループは、新規の造血幹細胞移植予後予測モデルを開発しました。 同種造血幹細胞移植においては、患者年齢や疾患等の患者因子、ならびにHLA一致度やドナーソース等のドナー側因子を含む数多くの因子が予後に関わることが知られています。研究グループは、従来、予後予測に用いられてきた統計学的手法、ならびに機械学習手法で得られた予測モデルを、アンサンブル学習を用いて融合し、新たな予測モデルを開発しました。学血液内科関連病院の移植データを用いた解析では、同モデルは従来の手法と比較し、全生存、再発、GVHD、ならびに上記を考慮した重篤な病的状態を伴わない生存の指標であるGVHD-free, Relapse-free Survival (GRFS) 、いずれにおい

    アンサンブル学習を用いた造血幹細胞移植予後予測モデルの開発 -機械学習を用いた新規生存時間解析手法の実装-
  • 「AIによる筋病理判読アルゴリズム」の開発 -深層学習を用いてAUC0.996の判別精度を達成-

    松田文彦 医学研究科教授は、大久保真理子 国立精神・神経医療研究センター研究員、西野一三 同部長、壁谷佳典 日IBM株式会社データサイエンティスト、高野敦司 同パートナー(研究当時)らと共同で人工知能AI)を利用した筋病理標判読アルゴリズムを世界で初めて開発しました。これは筋病理診断における将来的なAI実装に向けた技術基盤を提供するものです。 筋疾患は筋肉の異常により筋力低下や筋萎縮を引き起こす疾患の総称であり、その診断には患者から採取した骨格筋に対する病理学的検査(以下、筋病理診断)が、重要な役割を果たしています。しかし、すべての筋疾患は患者数の少ない希少疾患であることから、世界的に専門家も少なく、筋病理診断を正確に行える専門医は極めて限られます。 筋疾患は、主に筋ジストロフィーに代表される先天的な遺伝性筋疾患と筋炎に代表される後天的な非遺伝性筋疾患に分けられます。筋炎は、治療法が

    「AIによる筋病理判読アルゴリズム」の開発 -深層学習を用いてAUC0.996の判別精度を達成-
  • 機械学習によってバラバラな細胞たちをパズルのように組み立てる -1細胞計測データからの遺伝子発現マップの高精度予測-

    田直樹 生命科学研究科特命教授(兼・広島大学教授、生命創成探究センター客員教授)、近藤武史 同特定助教、大河内康之 医学部生、坂口峻太 生命科学研究科・日学術振興会特別研究員、中江健 情報学研究科特定助教らの研究グループは、1細胞RNAシーケンシング(RNA-seq)法で計測された遺伝子発現データから、遺伝子発現の空間的パターンをあたかもパズルを解くかのように再構成する機械学習法(Perler)を開発しました。 この提案手法は、従来法と比べて高精度かつ頑健に空間的遺伝子発現パターンを再構成することが示されました。正確な空間遺伝子発現パターンの再構成が実現されたことにより、発生過程における形作りや多細胞からなる組織機能の理解にも貢献することが期待されます。さらに、再生医療として作成されたミニ臓器が、実際の体内臓器をどの程度再現しているのかなどの評価に応用されることが期待されます。 研究

    機械学習によってバラバラな細胞たちをパズルのように組み立てる -1細胞計測データからの遺伝子発現マップの高精度予測-
  • COVID-19流行が市中肺炎の緊急入院に与えた影響を検証

    今中雄一 医学研究科教授、國澤進 同准教授、長野広之 同博士課程学生らの研究グループは、新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)の流行が市中肺炎の緊急入院に与えた影響を検証しました。 COVID-19はその感染自体だけでなく、患者の受診控えやCOVID-19対応のための手術・手技延期、市民の行動変容などを介して医療システムに大きな影響を与えています。中でも呼吸器感染症はマスク・手洗いなどの行動変容を介して患者数が減少しているのではと言われていました。 研究グループは同分野のQuality Indicator/Improvement Project(QIP)のデータベースを用いて、入院日が2019年8月1日から2020年7月31日の市中肺炎の緊急入院数、その他の疾患による緊急入院数を入院日が2018年8月1日から2019年7月31日と比較しました。COVID-19流行時の2020年

    COVID-19流行が市中肺炎の緊急入院に与えた影響を検証
  • ひとつひとつの観測データが気象予測に与える影響を簡易に評価する手法を確認 -北極の観測データは7日先の北米気象予測の改善に貢献することも明らかに-

    剛 防災研究所教授は、山崎哲 海洋研究開発機構研究員、理化学研究所、国立極地研究所と共同で、個々の観測がどのくらい気象予測の精度を改善するか診断する手法(EFSO)を評価した結果、有効な手法であることを確認するとともに、北極の観測データは北米の6〜7日先の予測を改善することも明らかにしました。 気象予測は陸上での観測の他に衛星観測や洋上観測等から得られたデータをもとにシミュレーションされています。予測精度を向上させるためには、ひとつひとつの観測が予測へどの程度影響を与えているか(以下、影響を「観測インパクト」という。)評価することが重要ですが、膨大な計算コストを要することからあまり行われていませんでした。 そこで研究グループは、EFSOと呼ばれる手法をJAMSTECのスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」上に実装し、一例としてEFSOが北半球の陸上で実施されたラジオゾンデによる観

    ひとつひとつの観測データが気象予測に与える影響を簡易に評価する手法を確認 -北極の観測データは7日先の北米気象予測の改善に貢献することも明らかに-
  • 連続干天日数に関する数学モデルを構築し、旱魃の回避に役立つ方法論を提案 -イラク北部のニネベ平原における事例研究-

    宇波耕一 農学研究科准教授とRasha M. Fadhil イラク・モスル大学講師の研究グループは、連続干天日数(雨の降らない日が何日続いているか)に関する数学モデルを構築して詳細に調べ、天水農業の盛んなイラクのニネベ平原における旱魃(かんばつ)の回避に役立つ方法論を提案しました。 世界気象機関(WMO)が旱魃の評価に資するものとして推奨する標準化降水指数(SPI)は、時間とともに増大していく情報を含んでいないという欠陥があり、天水農家がリアルタイムでの意思決定に用いる指標としては不適格なものでした。今回の提案では、このような欠陥のない連続干天日数を指標とし、また、金融理論における先物取引の概念を援用することにより、旱魃に備えてニネベ平原の天水農家がとるべき行動に関する合理的な指針を提供することに成功しました。一方、係数退化型特異拡散方程式と称する偏微分方程式が、連続干天日数の確率論的挙動

    連続干天日数に関する数学モデルを構築し、旱魃の回避に役立つ方法論を提案 -イラク北部のニネベ平原における事例研究-
  • ブッダで悩みを解決、仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合-

    熊谷誠慈 こころの未来研究センター准教授、古屋俊和 Quantum Analytics Inc. CEOらの研究グループは、現代人の悩みや社会課題に対して仏教的観点から回答する仏教対話AI「ブッダボット」を開発しました。 Googleの提供する「BERT」というアルゴリズムを応用し、最古の仏教経典『スッタニパータ』から抽出したQ&Aリストを機械学習させた結果、精度には課題があるものの、ユーザーからの質問に対して文章の形で回答できる状態になりました。 日における仏教離れの原因は、しばしば葬式仏教などと揶揄されるように、仏教が形骸化してしまったためだと考えられます。仏教が復興するためには「幸せになるための教え」という仏教来の役割を取り戻す必要があるでしょう。 技術は、学術研究や仏教界のみならず、メンタルヘルスやコンサルティング、教育産業などの分野への応用も期待されます。また、JST(科学

    ブッダで悩みを解決、仏教対話AI「ブッダボット」の開発 -伝統知と人工知能の融合-
    masadream
    masadream 2021/04/04
    一般公開してほしい
  • 京都大学とGoogle Cloudは、医学研究科および医学部附属病院等のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協定を締結しました。(2021年1月15日)

    京都大学とGoogle Cloudは、医学研究科および医学部附属病院等のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協定を締結しました。(2021年1月15日) 学とGoogle Cloudは、医学研究科および医学部附属病院等のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協定を締結しました。 この戦略的な協定は、同研究科の医学研究と同院における医療サービスを、Google Cloudが提供するサービスを活用してさらに発展させることを目指しています。学が誇る優れた医学・医療の知見とGoogle Cloudのスマートなデータ分析ソリューションやAIの融合によって産み出されるであろう新たなサービスを世界に提供することを通じて、医学・医療分野のデジタルトランスフォーメーションを推進し、地域・日・アジア・世界の医療の向上に貢献することを目指します。 一例として、同研究科および同院では、

    京都大学とGoogle Cloudは、医学研究科および医学部附属病院等のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協定を締結しました。(2021年1月15日)
  • 人が集まるときに、 新型コロナウイルス感染者がいる確率を算出する統計モデルを開発

    古瀬祐気 ウイルス・再生医科学研究所特定助教は、地域で見つかっている新型コロナウイルス感染者数を用いて「人が集まるとき、そこに新型コロナウイルスの感染者がいる確率を算出する統計モデル」を構築し、さらにこれを誰でも簡単に用いることのできるよう、オンラインアプリを開発しました。 新型コロナウイルス感染症は、誰にもウイルスを伝播しない多くの感染者がいる一方で、一部の感染者が多くの人に感染をひろげることが感染拡大の一因となっています。そのため、人が集まる場所では特にリスクが高まると考えられます。 多くの方にとって、研究成果で構築したモデルが、これから主催したり参加したりするイベントのリスクを把握するための一助になることが期待されます。しかし、新型コロナウイルス感染症に関してはまだまだ不明な点も多く、モデルもいくつかの点において現時点では不確実な情報にもとづいています。あくまで参考程度に用いてく

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  • 機械学習による世界の気候パターンの分類に成功 -30年間の気候データを画像化して深層学習で識別-

    伊勢武史 フィールド科学教育研究センター 准教授、大庭ゆりか 学際融合教育研究推進センター 特定助教の研究グループは、ブラックボックスであるディープラーニングの特徴を逆手に取り、トップダウン型の研究を行うことで、気候をつかさどる物理現象の数式を用いずに、気候パターンの分類に成功しました。 世界の気候を理解しパターン化することは、気候変動の影響が懸念される現代において特に重要なことですが、物理学の法則にのっとって現象を理解しようとするボトムアップ型の研究では限界がありました。気候という現象に影響を与える要素は無数にあり、またカオス的な挙動を引き起こすあまたのフィードバックが存在するからです。これらの要素のすべてを明示的な数式で表現することは困難です。 研究では、ある30年間の気候に関する8つの変数(月別の気温・降水量・湿度など)から選んだ最大3つの変数について、デジタルカラー画像を構成する

    機械学習による世界の気候パターンの分類に成功 -30年間の気候データを画像化して深層学習で識別-
  • かゆみを標的にしたアトピー性皮膚炎の新規治療薬の有効性を確認 -IL-31受容体の中和抗体によるアトピー性皮膚炎のかゆみと症状の緩和-

    椛島健治 医学研究科教授らの研究グループは、アトピー性皮膚炎に伴うそう痒(かゆみ)を対象として、日国内で治療薬「ネモリズマブ」の第 III 相臨床試験(比較試験)を実施し、中程度から重度の患者のかゆみの改善と安全性を確認しました。 アトピー性⽪膚炎は、そう痒のある湿疹を主な病変とする疾患で、増悪と軽快を繰り返し、患者の⽣活の質を⼤幅に低下させます。このそう痒は、タンパク質の一種であるIL-31(インターロイキン31)が神経細胞に結合することで誘発されると考えられています。今回治験を行ったネモリズマブは、このIL-31を標的とした抗体製剤で、IL-31と神経細胞との結合を防ぎます。 研究グループは、日国内の13歳以上のアトピー性皮膚炎の患者計215人を対象に、臨床試験を実施しました。試験はステロイドなどの外用免疫抑制剤を併用しながら行い、143人にネモリズマブを、72人に有効成分を含ま

    かゆみを標的にしたアトピー性皮膚炎の新規治療薬の有効性を確認 -IL-31受容体の中和抗体によるアトピー性皮膚炎のかゆみと症状の緩和-
  • 佐藤卓己 教育学研究科教授および杉山淳司 生存圏研究所教授の紫綬褒章受章が決定しました。(2020年4月28日)

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    佐藤卓己 教育学研究科教授および杉山淳司 生存圏研究所教授の紫綬褒章受章が決定しました。(2020年4月28日)
    masadream
    masadream 2020/04/30
    佐藤先生紫綬褒章!すごい
  • 就職活動終われハラスメントが日本的雇用に起因することを解明 -内資・年功序列・古い設立年の企業がオワハラをしやすい-

    太郎丸博 文学研究科 教授、水野幸輝 文学部生は、就職活動終われハラスメント(以下、オワハラ)の一因が、日的雇用にあることを明らかにしました。 オワハラとは、企業が就職活動中の学生等に対して他社の選考を受けないよう要求することですが、職業選択の自由を脅かす行為として、政府、経団連、大学から批判されています。また、オワハラをしても学生は嘘をついて就職活動を続けることができるため、学生を自社に就職させる効果があるかも疑わしいものです。 研究グループが、2019年に就職活動をした学生へのアンケート調査を通して、どのような企業がオワハラをしやすいのか調べたところ、外資系ではなく内資、年功序列があると思われ、昔に設立された歴史のある企業ほどオワハラをしやすい傾向があることがわかりました。この背景には、いわゆる日的雇用があると考えられます。日的雇用では企業を家族や地域共同体になぞらえ、長期的で

    就職活動終われハラスメントが日本的雇用に起因することを解明 -内資・年功序列・古い設立年の企業がオワハラをしやすい-
  • 次世代医療への貢献をめざして新たに「新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(PRiME-R)」を設立しました。(2020年2月3日)

    学と日電信電話株式会社(NTT)は、学医学部附属病院が日医療研究開発機構(AMED)の事業「臨床ゲノム情報統合データベース整備事業」において進めてきた研究成果をもとに、「新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(PRiME-R)」を設立し、日常診療での臨床情報(リアルワールドデータ/RWD)を活用した全く新しい産学連携の取り組みを実施することになりました。 記者発表では、阿曽沼慎司 理事より事業構想と学の役割について、NTTの島田明代表取締役副社長よりNTTグループのビジョンと役割について、また、宮享 医学部附属病院長より医学部附属病院の取り組みとビジョンについて、それぞれ説明がありました。 続いて、武藤学 医学研究科教授より、AMEDの成果、RWDを活用する必要性やこれからの事業展開について説明があった後、是川幸士 PRiME-R代表取締役社長より新会社の概要・事業内容等に

    次世代医療への貢献をめざして新たに「新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(PRiME-R)」を設立しました。(2020年2月3日)
  • アトピー性皮膚炎と乾癬の新概念「上皮-免疫微小環境 (EIME)」を提唱 -厚さ0.2 mmの微小環境が皮膚炎を長びかせる-

    大日輝記 医学研究科講師、椛島健治 同教授らの研究グループは、「上皮-免疫微小環境 (EIME)」という新しい概念を提唱しました。どのような皮膚炎になりやすいかは、以前は免疫細胞の性質で決まると考えられていました。一方で、皮膚の表面の角質バリアの性質や善玉菌と悪玉菌の構成、また皮膚の感覚神経の働きが大きく影響することが次第に明らかにされてきました。 研究グループは、これらの関係をまとめることで、さまざまなタイプの慢性の皮膚炎が起こる仕組みを、次のように説明づけることができると考えました。 皮膚には、毒物やカビなど、体外のさまざまな有害な因子を感知して、それぞれを追い出すのに最適な反応を引き起こす仕組みがあり、この仕組みは主に体表面から0.2 mmほどの微小環境が担っている。 この仕組みに偏りが起こると、皮膚表面の上皮細胞と免疫細胞の相互作用で炎症のループが回り始め、悪玉菌の影響や感覚神経

    アトピー性皮膚炎と乾癬の新概念「上皮-免疫微小環境 (EIME)」を提唱 -厚さ0.2 mmの微小環境が皮膚炎を長びかせる-
  • 平成30年11月9日の警察への通報について — 京都大学

    標記のことについて、大学として、事実関係を説明しておきます。去る11月9日の18時20分頃に部棟玄関前で、学生生活委員会を終え部棟を出てタクシーに乗車しようとする私と同委員会第三小委員会委員長及び同副委員長を、吉田寮生(以下「寮生」という。)と元寮生等関係者と見られる者あわせて10人程度が待ち受けていました。職員による説得、制止にもかかわらず、私への執拗な詰め寄り、タクシーへの乗車に対する妨害、乗車後もタクシーの扉を閉められないよう掴む行為、タクシーの前への座り込みなどを10分程度にわたって行いました。職員による対応のみではタクシーが発車できない状態を一向に解消できなかったため、その場の収拾のためにやむなく警察に通報したものです。 また、タクシーが発車し警察官も去った後、18時50分頃から、寮生らは教育推進・学生支援部棟前で、執務室に戻ろうとした教育推進・学生支援部長を取り囲み、警察に

    平成30年11月9日の警察への通報について — 京都大学
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    masadream 2018/11/15
    今日もkyotoは平和です。
  • 「吉田寮生の安全確保についての基本方針」の実施状況について(2018年8月28日)

    学は平成29年12月19日に「吉田寮生の安全確保についての基方針」(以下「基方針」という。)を決定し公表しました。吉田寮生全員の退舎期限である平成30年9月末日まで1ヶ月余りとなるとともに、厚生補導担当副学長と吉田寮自治会代表者との話し合いも行われているこの時期に、基方針決定に至る経緯とその内容を再確認しつつ、現在までの実施状況を以下のとおり示します。 「吉田寮生の安全確保についての基方針」の実施状況について(PDF) 関連リンク 吉田寮生の安全確保についての基方針 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about/events_news/office/kyoiku-suishin-gakusei-shien/kosei/news/2017/171219_1.html 「吉田寮生の安全確保についての基方針」の策定・実施について http://www.kyot

    「吉田寮生の安全確保についての基本方針」の実施状況について(2018年8月28日)
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    masadream 2018/09/01
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