ブックマーク / comemo.nikkei.com (7)

  • 問題を高速に解く組織をつくる|福島良典 | LayerX

    (社内報です) 前提自分のバックグラウンドは機械学習エンジニア。 20代で経営を始めた時は経営のど素人だった。とはいえ学生であっても起業した以上、言い訳できる立場でもないので自分なりに自分のできることから考え始めた。その時の自分の唯一の強みは「機械学習アルゴリズムの改善」だったので、あらゆる問題を機械学習アルゴリズムの改善的にとらえるというアングルで経営をしてみた。正しい方法なのか全くわからなかったけど、振り返るとこのやり方は経営でめちゃくちゃ成果が上がる方法だったと感じる。 それ以来、アルゴリズムの改善だけではなく、営業組織の改善、プロダクトの改善、マーケティングの改善、面接の改善、人事評価の改善etc 会社の経営に関わるすべての問題に対して「機械学習アルゴリズムを改善するように、実験を高速化・並列化し、改善をする」という形を作ることが経営において重要であるというポリシーを持っている。

    問題を高速に解く組織をつくる|福島良典 | LayerX
    masadream
    masadream 2024/09/30
    「個々人(個々のチーム)が独立して並列に実験ができる。その結果を正しく評価し、それ(成功だけでなく失敗例も大事)を全体に伝えられる。」という組織構造を作ること
  • 新規事業立ち上げのアンチパターン|福島良典 | LayerX

    新規事業立ち上げのアンチパターンについて考えてみる。 このアンチパターンは、完全な飛地の新規事業だけではなく、複数プロダクトを経営する中での隣接領域の新規プロダクトの立ち上げのときや、あるセグメントにPMFした状態から次のPMFを探すときも同様のアンチパターンが適用されうる。 ここでのアンチパターンは、1つ目の事業立ち上げ・プロダクト立ち上げで起こることはない。2つ目の事業や2つ目のプロダクトを立ち上げる際に留意する点であり、コンパウンドスタートアップを正しく経営するには必ず頭に入れておきたい内容である。 規模からの逆算と顧客インサイトの軽視新規事業における市場選択のアンチパターンである。 例えば、売上の30%成長を続けるための、計画と現実のギャップを埋めるために新規事業を規模から探してしまうみたいなケースで見られる。 大前提として、市場規模の推定は重要である。実際に事業をやっていると、い

    新規事業立ち上げのアンチパターン|福島良典 | LayerX
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    masadream 2024/02/10
    超良記事。なんという解像度の高さ…!顧客インサイトの軽視、新規事業という不確実性の理解不足。これほとんどのJTCには無理ゲーなのではと感じてしまう。
  • LLMがなぜ大事なのか?経営者の視点で考える波の待ち受け方|福島良典 | LayerX

    はじめにLayerXの代表をしています福島と申します。日はLLM(Large Language Model, 大規模言語モデル)について、なぜ大事なのか?経営者の視点でどうこの波を考えればいいのかについてです。 LLMが今非常に話題になっています。ChatGPTの裏側もこのLLMからできていると言えばわかりやすいでしょうか。 私は現在、LayerXという会社を経営しております。LayerXでも多分に漏れず、LLMに対するものすごいワクワクと、この波に対応しないと会社が消えてなくなるという強い危機感を抱いています。 私自身が元機械学習エンジニア、現在現役の経営者というキャリアを歩んできました。その立場から、なるべくわかりやすく、LLMの波というものを経営者がどう捉えるべきか、どう波を乗りこなすべきかの一助となればと思い筆を取っています。(機械学習のプロの方からすると、おいおいそれは単純化し

    LLMがなぜ大事なのか?経営者の視点で考える波の待ち受け方|福島良典 | LayerX
    masadream
    masadream 2023/03/12
    良記事。「今後多くの会社にとって、このファインチューニングをどうやるかが主戦場になると思います。ファインチューニングする際、重要なのは独自データです」
  • これは、あるデータサイエンティストの崩壊と再生の物語|松本健太郎

    データサイエンスという新しい学問が引っ張りだこなのは、ビッグデータ時代が到来したからです。IT(情報技術)の発達で、社会に膨大な量のデジタルデータが蓄積され、観察、利用できるようになってきました。 公的な統計に加えて、インターネットの検索記録、携帯電話の通信記録、購入記録など、日常生活で自動的に大量のデータが蓄積されています。この膨大なデータが企業の経営判断や政府の政策決定、ビジネスパーソンの仕事などいろいろな目的に使われるようになってきたのです。「21世紀はデータの世紀」と言われ、「データは新たな資源」との見方も出てきました。 データサイエンスはデータを集計し、分析し、新しい知識や事実を見つけ出す科学的な手法です。それを仕事にしているのがデータサイエンティストです。 心の折れる音がした「もっと驚くような示唆が欲しい、松さんが言っているのは単なる事実でしょう」「君は数字ばかり見て、数字を

    これは、あるデータサイエンティストの崩壊と再生の物語|松本健太郎
  • 「データを見て仮説を持つ」という迷信に振り回されるのは、もう止めよう|松本健太郎

    うちはデブオプスみたいなところはすごく意識していまして、エンジニアとユーザーやお客様の間に、いかに人がいないかが大事だと考えています。エンジニアがユーザーや顧客の課題にどれだけダイレクトに、データを見て仮説を持って、開発の前段階のレベルでどれだけ関われるか。 当のような嘘の話の代表例3つを挙げるなら「梅田・ヘップファイブの観覧車にカップルで乗ると別れてしまう」「スカイツリーが東京五芒星の一角を成している」、そして「データを見て仮説を得る」です。 3つ目の『当のような嘘の話』はタチが悪くて、1000人に1人はデータを見るだけで当に仮説を浮かべてしまうのです。それは単に変態なだけで、普通はそんなことできません。 なぜ「できない」と私は断言できるのか? その根拠を、順を追って説明していきます。 仮説とは何か? どうやって仮説を作るのか?仮説とは、ある「問い」に対する、正しさが証明できていな

    「データを見て仮説を持つ」という迷信に振り回されるのは、もう止めよう|松本健太郎
  • 「顧客の解像度を高める」こそマーケティングのセンターピンになる|松本健太郎

    足立氏は有能なアイデアマンで、経験も豊富。しかし、その出番は人気のテレビドラマ「半沢直樹」に登場する白井亜希子大臣風に言うと「今じゃない」。ファミマ再生の道筋が見えた段階で起用すべき人事にみえる。ファミリーマートのCMOに足立光さんが着任したことを、日経済新聞の中村直文編集委員が遠回しに小馬鹿にしたことでマーケティング界隈の多くが「アンチ中村」になったことは、皆さんの記憶に新しい話です。 大所高所からの発言、なかなかできないものです。 話は少し変わりまして、足立さんがGMO NIKKOのオウンドメディアに登場されたコンテンツが凄く良くて、ご紹介をさせて下さい。 自分が消費者にイタコのように憑依して、できるだけ消費者になりきることがとても大事だと思います。そうすることによって、お客様としての感覚をある程度想像することができると、自分の決定により自信が持てるんじゃないかと思います。イタコのよ

    「顧客の解像度を高める」こそマーケティングのセンターピンになる|松本健太郎
    masadream
    masadream 2021/03/20
    解像度を高める必要性は分かるんだけど、解像度が低い性別や年代といった情報でないとアプローチできない、要するにMK施策に落ちないという点が実務上はあるのでは。
  • 何故お役所ってオワコンIEが大好きなの?|楠 正憲(デジタル庁統括官)

    普通は役所のシステムって構築してから5年とか7年は塩漬けにして使うもので、一度やらかしてしまうと名誉挽回の機会なんて向こう数年は与えられないんだけど、こと件に関しては高市総務大臣から「今すぐ私がマニュアルなしでも使えるように直しなさい」と叱責いただいて、しっかりと予算的なサポートも得られたことで、たったの数ヶ月で立て直すことができた。 この数ヶ月は外部のセキュリティやPKIの専門家の方から様々なサポートをいただいて何とか実現したんだけれども、役所のシステム開発としては非常識というか、極めて難易度が高い案件だった。「え?単にChromeやSafariをサポートするだけでしょ、難しい訳ないじゃん」と思う諸兄は、もうしばらくこの話に付き合って欲しい。 もともとマイナポータルは日を代表するITベンダーと通信キャリアの3社が開発したんだけど、大臣からの叱責を受け「ちゃんとお金を払うから直してよ」

    何故お役所ってオワコンIEが大好きなの?|楠 正憲(デジタル庁統括官)
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