タグ

家族に関するmasakooo123のブックマーク (6)

  • 午後七時、僕の部屋に明かりが灯る - Everything You’ve Ever Dreamed

    漁師だった母方の祖父は小柄なくせにとにかく腕っぷしが強くて中学を卒業するまで僕は腕相撲でまったく敵わなかった。もっとも、漁師だったのは僕が産まれるずっと前のことで、陸にあがったあとは普通に会社勤めをしていたし、人もあまり思い出したくないのか、漁師時代のことにはほとんど触れようとしないので、ときどき母親と叔父の会話から垣間見える程度で、祖父の漁師時代のことを僕はよく知らない。小学生のころ、夕暮れどきに一緒に海岸を散歩していた祖父が灯台をみつめて、ただひとこと、「あの灯りを頼りに」とぼそっと呟いたのを聞いたことがある。そのときの祖父の眼は、夜の海と同じ色をしていた。中学、高校と進んでいくにつれ、腕っぷし自慢の祖父が僕や弟に腕相撲を仕掛けてくることはなくなっていった。 腕っ節が強いイメージが刷り込みのように焼きついてしまっているので、祖父が最近ちょっとおかしい、忘れっぽくなったと親戚から聞かさ

    午後七時、僕の部屋に明かりが灯る - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 家なんて売ってしまえばいいと僕は言った。 - 2010-05-30 - Everything You’ve Ever Dreamed

    我が家は関東大震災の直後に建てられた。親父が亡くなって、すこし落ち着いたころだと思う。そんな古い家に我慢できずに、僕は母に言った。「こんな古い家なんて売りに出してさ。新しい町でやりなおそう。鎌倉って高く売れるらしいしさ」。母は、そんなうまくいかないでしょ、といって聞く耳を持たなかった。そのときは笑い話の枠を越えずに終わった。けれども僕は気だった。一家の大黒柱を失って不安でたまらなかったのだ。将来を考える余裕はなかった。古い家は、これくらいのことで情けないとでも言っているようだった。不甲斐ない僕に圧力をかけてくるように思えた。人生が川なら、僕は、その深さを恐れて、何もできず、いや、何もしなかったのだ。ただ、闇雲に、楽な方法を探していたのだ。重圧を、古い家を川底に沈めれば、足が届くようになると錯覚して。 ある晩、僕がアルバイトから帰ってくると、卓のうえに手紙が置いてあった。母はパートに行っ

    家なんて売ってしまえばいいと僕は言った。 - 2010-05-30 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 小渕少子化相インタビュー:(2)「身勝手な自分」夜中に泣いた - 毎日jp(毎日新聞)

    ワーキングマザーは毎日が綱渡りのはず。小渕さんは1歳5カ月の長男を抱え、どんな生活を? 「余裕がある日は夕方6時半ごろ、長男を保育園に迎えにいきます。事は園で済ませているので、お風呂に入れて一緒に10時に寝てしまう。朝は5時過ぎに起きて、子ども用のジャガイモスープを作ったり」。つわりが激しく、自分の事をきちんと作る余裕はない。洗濯は最小限、掃除機もごぶさたがちで、「長男がぜんそくになるかも……」と小声でつぶやいた。 お付きの人やベビーシッターが手厚い保育態勢で支えているのかと思いきや、母子2人で格闘しているらしい。「少子化担当相として『2人目を考えましょう』とPRもするけれど、2人目こそ大変だと、実感してます」 少子化対策の基は、男性が長時間労働を改めることだといわれる。夫が少しでも早く帰宅して子どもと遊び、家事に手を貸してくれるだけで、働くも専業主婦も救われる。で、夫の協力は?

  • 自分が中年女になって気がついた - 深く考えないで捨てるように書く、また

    子どものころ、若かったころ、自分の目に映る母の姿は、なんとも保守的に見えた。 私はを読むのが大好きだったし、父はよくを読んでいたけど、母はほとんど読まなかった。読むのは、婦人雑誌や料理レシピくらい。それも、自分が思春期になるころにはほとんど読まなかった。 私には読書を薦めるようなことを言うので、「お母さんは読まないの?」と訊くと、「ちょっと読むともう目がチカチカして、頭痛がしちゃう」といつも答えるのだった。 また、母は私に比べると、漢字やちょっと凝った言い回しをあまり知らなかった。テレビのクイズ番組などを見ながら、「あー全然わかんないー、azumyはよく分かるわねぇ」と言っていた。雑学知識も、私のほうがよく知っていた。 母は生まれてから今に至るまで給料をもらう仕事をしたことがなく、ずっと専業主婦だった。何かにつけ「私は分からないわ」「私はダメだわ」「あなたはすごいわねぇ」と言い、

    自分が中年女になって気がついた - 深く考えないで捨てるように書く、また
  • asahi.com(朝日新聞社):最期は家族といたい…13歳少女、延命手術を断る 英国 - 国際

    最期は家族といたい…13歳少女、延命手術を断る 英国2008年11月14日17時1分印刷ソーシャルブックマーク ハンナさん(右)と父アンドリューさん=ケイターズ・ニュース提供ハンナ・ジョーンズさん=ケイターズ・ニュース提供 【ロンドン=土佐茂生】半年の命と宣告された英国の13歳の少女が、延命策としての心臓の移植手術を拒否した。病院側は手術の実施を求めて法的手段を試みたが、少女自らが説得して断念させた。病院ではなく自宅で家族に囲まれ、普通に暮らしながら死んでいく権利を勝ち取った。 英メディアによると、英中西部ヘレフォード近くに住むハンナ・ジョーンズさんは5歳の時、白血病を患った。心臓に穴を開けて化学療法を受けるなど入退院を繰り返し、過去2年間で数回の手術を受けた。それでも心臓の10%しか正常に機能しない状態で、今年7月には医師から余命半年と告げられた。 病院側が勧める心臓の移植手術は、成功す

    masakooo123
    masakooo123 2008/11/15
    終末期の考え方と尊重。
  • 20年間 親の介護してるけど何か質問ある?

    1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 04:50:16.69 ID:rpBThZXj0 といっても20代なんだが 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 04:52:11.87 ID:BvVU+UpJO 親は何の病気なの? >>3 頚椎損傷で首から下が不随 いわゆる全身不随ってやつ 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 04:55:28.65 ID:kh9UeTtT0 リアル芋虫じゃん・・きもっ そこまでして生きたいのかね・・執念だなコワ >>11 手が動かないし死にたくても死ねないし 執念っていうより不可抗力だと思う 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/08(土) 05:00:33.67 ID:kh9UeT

    masakooo123
    masakooo123 2008/11/09
    涙が出る。客観的に考えると小学校から必須科目として「役に立つ家庭内介護」を組み込ませた方がいいと思う。明日はわが身かもしれない。この方本当に強い。尊敬する。幸せになってほしい。
  • 1