全国300店舗超のパチンコホールを中心に、ボーリング場やアミューズメント、映画館などを展開する総合エンターテイメント企業のマルハン。一部の店舗でグローリーの顔認証とインカムアプリ「Buddycom」を活用することで、店舗に設置されたカメラの映像を監視だけではなく接客に活かしている。 パチンコ屋のカメラで実現する、監視ではない新しい顧客価値 マルハンのようなパチンコホールにおいて、監視カメラはきわめて重要なツールだ。ホール内の安全を確保するのはもちろんだが、不正な手段やパチンコやパチスロの玉やメダルを出すいわゆるゴト行為を立件するためには、不審な行為を洗い出すカメラの映像が証拠として必要になる。そのため、カメラの性能強化は他業界よりも早く、マルハンでもいち早く高解像度・高フレームリレーのカメラを導入していたという。 しかし、「カメラ=監視だけ」の時代は変わりつつある。遊技機のデジタル化もあい
![マルハンが顔認証カメラでかなえた「お名前でお呼びする」接客](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ad94272cccb2709974e5b2159ebffb624c27d095/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2023%2F07%2F10%2F3567755%2Fxl%2F7dd5616cba5562a5.jpg%3F20200122)