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  • 【リンパ腫|闘病記】10月8日 抗がん剤 シクロフォスファミド1-2 ~1クール目(6/13)~ - 猫の話をしようか

    「その日」がくるまで生きようず! 文:miyakonokaori (記事は2013年に執筆されたものです) 今日は火曜日。通院日です。 副作用もないまま、この日を迎えられました。 とはいえ、血液検査の結果次第では、今日の抗がん剤は見送ることになります。 ● これまで借りてきた状態だった、うちのさん、血液検査で初暴れ。 私の背中に回って、抵抗を試みる! お注射、ヤダーーーーーー!!! わかるよー、飼い主も注射は大っ嫌いだもん…… でも、頑張ろうず! ● というわけで、抵抗するさんを剥がして、足から採血。 針が入ってしまえば大人しくなる。それが。 そして気になる結果は、というと―― (カッコ)がの基準値です。 PCV【赤血球率】 30 (32~45) WBC【白血球数】 316 (55~195) RBC【赤血球数】 528 (550~1000) ヘモグロビン 9.2 (8~14)

    【リンパ腫|闘病記】10月8日 抗がん剤 シクロフォスファミド1-2 ~1クール目(6/13)~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/03/05
    注射が嫌で、暴れる猫さん。 写真でも、毛が逆立っているのがよく分かります。 嫌なんだね~
  • 【プラズマ細胞性肢端皮膚炎】【肉球】意外に知らない肉球の病気 ~肉球は好きだけれど、病気は駄目~ - 猫の話をしようか

    ここは『ハナちゃんの動物病院』(版)です。 肉球にも病気があるんですよ。 肉球が好きな飼い主さんって多いけど、犬の肉球との肉球って、違うんだよ。 知ってた? 今日はそんな肉球の病気、プラズマ細胞性肢端皮膚炎のお話です。 撮影&文:ハナちゃんママ 撮影&文:ハナちゃんママ ちゃんの肉球ってプニュピニュで気持ちいいですよね。 あのピンク色の柔らかい肉球、大好きです。 時々、肉球のケガの診察をすることがありますが、 あまり知られていないの肉球の病気があります。 プラズマ細胞性肢端皮膚炎 という病気です。 ● 肉球がブヨブヨと膨らみ始め、だんだん大きくなりパンパンになります。 最初は、痛みも痒みもないのですが、悪化すると肉球が破れて出血したりなかなか 傷口がふさがりません。 飼い主さんは、ケガをした、やけどしたと思うみたいです。 ※以下、患部の写真が載っています。苦手な方は、閲覧にご注意

    【プラズマ細胞性肢端皮膚炎】【肉球】意外に知らない肉球の病気 ~肉球は好きだけれど、病気は駄目~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/03/04
    肉球、触ると気持ちいいですね。
  • 【お願い、いかないで】楽しかった日々のおわり ~みゅうさんとのふたり暮らし(後編)~ - 猫の話をしようか

    撮影&文:miao わたしの申し出で、みゅうさんの治療は点滴になり、みゅうさんは最後の注射をうってもらいました。 その日の夜のことです―― 数時間出掛けて帰った部屋に、みゅうさんがいません。呼んでも出てこない。 押し入れが10cmほど空いています。 「こんなところを自分で開けて入るなんて?」 真っ暗な押し入れの隅で、まあるくなっているみゅうさん。 「何でこんなとこにいたの?」 いつものように抱き上げると、今迄聞いたことのない鳴き声をあげました。 それは、わたしの中でたぶん生まれて初めての、緊急事態の警報でした。 心臓がバクバクでした。 病院に電話しますがつながりません。 ● ――22時―― 当時は夜間診療の病院は少なく、片っ端から電話しました。 やっと応答してくれたところは自宅兼病院で、状態や事情を説明すると「今から灯りをつけて待っているので、すぐに連れてきて下さい」と言ってくれました。

    【お願い、いかないで】楽しかった日々のおわり ~みゅうさんとのふたり暮らし(後編)~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/03/02
    ペットの闘病はいつも突然。口がきけないですからね。結果も切なかったりして。でも、また飼おうとする。それを越える何かがあるから。
  • 【はじめて飼った猫】楽しかった日々のはじまり ~みゅうさんとのふたり暮らし(前編)~ - 猫の話をしようか

    撮影&文:miao わたしにとって、運命の子、alex。 alexと出会った日、わたしが最初に話しかけた言葉は、『おかえり』でした。 どうして『おかえり』なのか? 実は、alexがうちの子として帰って来る前に、ひとつの『さよなら』があったのです。 今日はその『おかえり』のお話の前に、『さよなら』のことを書こうと思います。 ● 今から随分昔です。 週末の二子玉川東急ハンズには、仔や仔犬がいました。 仔が複数いるゲージには500円と書かれてあり、今思えば保護譲渡のシステムだったのでしょう。男のこは青いリボン、女のこは赤いリボンをつけていました。 青いリボンの1番ちいさな男のこが、これからお話する、”みゅうさん”でした。 その日から、楽しいふたり暮らしが始まりました。 ● 基室内飼いでしたが、徒歩8分のコンビニに行くときは一緒にお散歩。 途中、草の生える場所や塀に寄り道して、少し離れてし

    【はじめて飼った猫】楽しかった日々のはじまり ~みゅうさんとのふたり暮らし(前編)~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/28
    ――若く無知で無謀で。 新米飼い主の姿、葛藤が瑞々しくて、自分のことのように情景が浮かぶ。 みゅうさんはどうなるの?
  • 【子宮蓄膿症・避妊・堕胎】できればやりたくない手術 ~飼い主さん、どうか気を付けてください~ - 猫の話をしようか

    ここは『ハナちゃんの動物病院』(版)です。 今日は子宮蓄膿症のお話ですが、ちょっと特殊な症例です。 子宮蓄膿症は、女の子のちゃんの子宮に膿がたまる病気。避妊手術をしていないちゃんは要注意です。しかし今回ママが診たちゃんは、ちょっと普通と違うみたいなんです。 注:以下の記事には、手術の写真が含まれます。 撮影&文:ハナちゃんママ 先日、あるちゃんの避妊手術をしました。 来院した飼い主さんが言うには、「妊娠しているみたいで、おなかが急に大きくなっている」とのこと。 確かに妊娠しており、大きなおなかです。 こういう場合の避妊が何を意味するかと言うと、避妊に加えて堕胎です。 獣医師として、もっともやりたくない手術の一つといって良いでしょう。 (このことについてのコメントは、一番後で書きます) ● ※以下、手術の写真が載っています。苦手な方は、閲覧にご注意を。 おなかを開けて子宮を出してみ

    【子宮蓄膿症・避妊・堕胎】できればやりたくない手術 ~飼い主さん、どうか気を付けてください~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/27
    ――何より新しく芽生えた命を消してしまうとても重い罪です。できればこんな手術は、やりたくないですねーー動物が好きで獣医さんになったハナちゃんママの言葉が心に響きます。
  • 【リンパ腫|闘病記】9月30日 抗がん剤始めました ~1クール目(2/13)~【中央生存期間】 - 猫の話をしようか

    「その日」がくるまで生きようず! 文:miyakonokaori (記事は2013年に執筆されたものです) 今日からはじまる抗がん剤プロトコールのため、さんを朝イチで病院へ。 これから抗がん剤投与日は、朝に病院へ行き、血液検査。 それで問題なければ抗がん剤を投与し、時間をかけて点滴も打ってもらい、 夜にお迎えというスケジュールになります。 まず、さんの病理検査の結果を記した紙をいただきました。 結果は、祈りは届かず「低分化型」。 進行の早い、悪性度の強いほうでした。 ● 7歳での発症なので、きっと低分化型だろうなと予想はしていたので、 「やっぱりきやがったか!」という思い。 確定したことで、いよいよ「UW25 プロトコール」がはじまります。 ● UW25 プロトコール ウィスコンシン大学で考案された、リンパ腫に対する現在最も標準的とされるプロトコール。複数の抗がん剤を組み合わせ、初め

    【リンパ腫|闘病記】9月30日 抗がん剤始めました ~1クール目(2/13)~【中央生存期間】 - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/27
    抗がん剤投与の開始。 そして、その克明な記録の開始です。
  • 【分類がまちまち】産業獣医師って、意外に知られていない ~犬猫の飼い主が見た、加計学園問題(その5)~ - 猫の話をしようか

    文:高栖匡躬 今回からいよいよ連載の題である、産業獣医師のお話です。 正確に言えば“産業動物獣医師”という名称ですが、記事では引用文以外では簡潔に、”産業獣医師”または、”産業獣医”と表現することにします。 さて、そもそも産業獣医師とは、どんな職業なのでしょう? 何となく知っているようで、実はその実態はあまり認識されていません。 記事ではまず、産業獣医師とは何かについて解説したいと思います。 恐らく理解しているつもりの方も、ほとんどの方は、その全容を分かっていないのではないでしょうか? 実を言うと、筆者もそうでした。 【目次】 そもそも理解が難しい産業獣医師 報道記事から産業獣医師とはなにかを読み取ると 産業獣医師とは 公務員獣医師とは まとめるとこうなるのだが 管轄する農林水産省の認識は? 仕方がないので、多くの資料から言葉を定義する とりあえず、今回のまとめ このシリーズ記事の全

    【分類がまちまち】産業獣医師って、意外に知られていない ~犬猫の飼い主が見た、加計学園問題(その5)~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/24
    ようやく、本題の入口です。
  • 【リンパ腫|闘病記】9月29日 確定した病気 ~1クール目(1/13)~【多中心型/分化度】 - 猫の話をしようか

    「その日」が来るまで生きようず! 文:miyakonokaori (記事は2013年に執筆されたものです) Aちゃんの携帯にI先生から電話があり、さんの病名が判明しました。 病名は――、多中心型リンパ腫 闘いのはじまりです。 明日、午前中に病院へ行くことになりました。 「どうかリンパ腫ではありませんように」と願ってきたものの、 きっとそうなんだろう、と覚悟はしていました。 なので、ショックはありましたが、わりと冷静に結果を受け入れることができました。 ● あとは「低分化型」か「高分化型」か、どちらなのか。 それは、明日、病院から診断結果をもらうときにわかるはず… どうかせめて悪性度の低い「高分化型」でありますように。 ● 嘆いていてもしょうがない。 決まったからには、今、できることをしなければ! 頭を切り替えました。 ● リンパ腫の種類 多中心型、前縦隔型(胸腺型)、消化管型、皮膚型、

    【リンパ腫|闘病記】9月29日 確定した病気 ~1クール目(1/13)~【多中心型/分化度】 - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/23
    ――多中心型リンパ腫。 闘病のはじまり。 抗癌剤治療1クール目のはじまりです。 闘病のはじまりは、劇的な幕開けでなく、どこか淡々としています。 わが家もそうでした。 あれは――、決意だったのか?
  • 【疥癬/ヒゼンダニの寄生】カイカイはイヤイヤ ~飼い主さんにも感染するので、注意が必要ですよ~ - 猫の話をしようか

    ここは『ハナちゃんの動物病院』(版)です。 『ハナちゃんの不動物病院』(版)の始まりです。今日取り上げるのは疥癬(かいせん)ですよ。 ハナのママは、動物病院の先生なんだよ。すごいでしょ。 だから私は、ママの病院の看板犬ってことになるわけ。エッヘン! これから『ハナちゃんの動物病院』では、ママが犬やの色々な疾患について、読み物として楽しめるように、分かりやすく説明していくよ。愛さんが今病気でない飼い主さんにも、役に立つ情報をお届けするので、どうか楽しんで読んでね。 あ、ハナには妹のコポーもいるので、コポーのこともよろしくね。 今日はや犬の皮膚病、疥癬(かいせん)のお話です。疥癬はとっても痒いんです。飼い主さんも感染しますから、ご注意を! 撮影&文:ハナちゃんママ たまたま犬の去勢手術をしている時に、その子に皮膚病をみつけました。 腰とひじの皮膚が赤くなって、脱毛と痂疲(かさぶた)が

    【疥癬/ヒゼンダニの寄生】カイカイはイヤイヤ ~飼い主さんにも感染するので、注意が必要ですよ~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/22
    疥癬。痒いとは知っていたけれど、人間に感染すると大事らしい。
  • 【リンパ腫|闘病記】病理検査、待つべきか? 最後の決断 ~リンパ腫と判明するまで(4/4)~ - 猫の話をしようか

    「その日」がくるまで生きようず! 文:miyakonokaori (記事は2013年に執筆されたものです) 翌日、Eペットクリニックの担当のI先生から電話があり、 病理検査が早ければ月末には出る、遅くとも10月1日には判明するはず、とのこと。 とにかく診てみましょう、となり、さんを連れていった。 そのときのさんの様子は、前日のぐったりぶりとは打って変わって、ニャーニャー鳴いているし、 隙あらば診察台から降りようとするやんちゃぶり。 先生も「いい目をしていますね」と微苦笑していました。 ● 私もAちゃんも、ここへきて迷いはじめました。 「ひとつレスキューが減る」というのは、かなり大きな代償です。 早ければあと2日で出る診断を待たずに、見切り発車することが はたしてにとって最善なんだろうか…。 幸い、は今日になって随分と気力を取り戻してくれているし、 うーん、どうするべきなんだろう―

    【リンパ腫|闘病記】病理検査、待つべきか? 最後の決断 ~リンパ腫と判明するまで(4/4)~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/22
    「そうだろう」という気持ちと、「もしかしたら」の気持ちが交錯する時期。 心配しても結果は変わらない。 頭では分かっていても、落ち着かないのが飼い主の心です。 ああ、我が家もこうだった。
  • 【TNR/地域猫/人との共存】野良猫たちの避妊・去勢手術を広めたい ~無責任な餌やりには疑問です~ - 猫の話をしようか

    撮影&文:三毛ランジェロ (記事は、2017年10月24日に執筆されたものです) 現在、我が家では、5匹の風邪っぴき子ニャンコを保護してます。 偶然に出会ってしまったのですが―― 私は今、野良の避妊・去勢手術を、地域に広めていく必要性を強く感じ、そちらの活動を主に行なっているところです。 以前からずっとずっと、何とかしないと……、と思っていました。 しかし、困った餌やりさんが、とにかく多くて―― 「可哀想だから、ご飯をあげてる」 というだけで、それ以外の事は何も考えていない人達。 「野良なんて、寒さや暑さや交通事故で死んでいくのが当たり前」 「ご飯がもらえるだけましでしょ」 そんな考えが根底にある。そして―― 「元々自分のじゃないんだから、お金出してまで避妊・去勢手術なんて するつもりは無い」 驚く程に同じような言葉を 言われ続けてきました。 ● 酷い人は平気で 「山に捨てた。」

    【TNR/地域猫/人との共存】野良猫たちの避妊・去勢手術を広めたい ~無責任な餌やりには疑問です~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/20
    1代だけでもいい。命をまっとうさせてあげたい。そんな願いの活動ですね。
  • 【愛猫の思い出】出会いと別れはワンセット ~別れは実は、はじまりかもね~ - 猫の話をしようか

    撮影&文:miao 「どうして、始まりには終わりがあるのだろう? ずっと続けばいいのに」 大切なものをなくした時、誰もがそんな風に思うはず。 悲しみに凍えそうな、ある夜のことだった―― 当に、不意の出来事―― 窓の向こうのお月さまを見ていたら、ふと私の脳裏に、”それ”が降りてきた。 それはまるで私の大切なalexが、こっそりと教えてくれた、おまじないのように思えた。 ● ――そのおまじないって―― 1の糸の端と端を結ぶと、輪っかになる。 出会いから別れが、一の赤い糸だったとしたらどうだろう? 繋いだ結び目は、きっと二度とほどけないのじゃないかしら? そのまるい輪は、ちいさな太陽みたいにあたたかく―― お月さまみたいに優しく―― 傷ついたこころを、照らしてくれんじゃないかしら? ● 私にはこの、まあるい輪っかが、alexとの全てのように感じられてならない。 空にはいつも太陽とお月さまが

    【愛猫の思い出】出会いと別れはワンセット ~別れは実は、はじまりかもね~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/20
    動物との出会いは、実は別れの始まりでもある。 初めから別れが決まっているのに、何故だか人は猫や犬を飼う。 不思議だね。
  • 【リンパ腫|闘病記】夢中で読んだ闘病記 ~リンパ腫と判明するまで(3/4)~ - 猫の話をしようか

    「その日」がくるまで生きようず! 文:miyakonokaori (記事は2013年に執筆されたものです) 私はこのとき、超をつけてもいいほどの急ぎの案件を抱えていましたが、 「リンパ腫」という病名が頭の中を渦巻いて、どうしても集中できませんでした。 もうこういうときは開き直って検索じゃ! そう決めてから、「リンパ腫」「リンパ腫 」「リンパ腫  余命」と、ひとつずつ言葉を増やして検索していきました。 検索してヒットした記事を読むたびに、胸に重苦しいものが広がっていきます。 「完治はない」 「寛解しても確実に再発する」 「抗がん剤で酷い副作用に苦しむ」 などという文字を目にするたびに、涙が浮かんできました。 ● こうしている間も、さんは私のパソコンとキーボードの間で眠っています。 触れてみると、ビクッと動きました。 不安なんだろうか… そうだよね、なんかわかんないけど、今までのように

    【リンパ腫|闘病記】夢中で読んだ闘病記 ~リンパ腫と判明するまで(3/4)~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/19
    最初は誰もが知識ゼロから始まりますね。闘いの始まり。
  • 【リンパ腫|闘病記】告知された可能性 ~リンパ腫と判明するまで(2/4)~ - 猫の話をしようか

    「その日」がくるまで生きようず! 文:miyakonokaori (記事は2013年に執筆されたものです 病院に入るとロビーにはジャズが流れ、床もソファも清潔感いっぱい。 すぐに診察室に通され、先生と対面。 I先生は優しい人柄が全身からにじみ出ているような人で、話し方も穏やか。 それにその説明はとても丁寧で、わかりやすかった。 中でもいちばん安心できたのは、 これからどんな検査をするのか、その結果何がわかるのか、など、話しているときも、 先生の手はずっとさんを落ち着かせるように触れていたこと。 ● 「ああ、この人はほんとうに動物が好きな人なんだなぁ。この人になら任せられるかも」 私はそのときにそう思ったんですが、いっしょにいたAちゃんも同じように思ったそうで。 さんはというとまさに「借りてきた」を体現していて、びっくりするほどおとなしい(笑) 血液検査や病理検査のために、何も針を

    【リンパ腫|闘病記】告知された可能性 ~リンパ腫と判明するまで(2/4)~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/18
    検査の結果を待つ時。何度もありました。あれは何度やっても、慣れませんね。
  • 【初めての本格的な飼育】愛を求めて旅立った猫 ~猫を拾うということ(その3)~ - 猫の話をしようか

    文:はくたく さて。 ふてぶてしき虎・『とりま』の次に俺が出会ったのは、生後二ヶ月ほどの子であった。 『とりま』が去って数ヶ月。 事故で重傷を負った俺の体もずいぶん回復してきて、飯も普通にえるようになっていた頃のことだ。 ある日曜の朝。俺は何の気なしに部屋のドアを開けて外を見た。 ふと、予感がしたのだ。声でもなく、音でもなく……気配としか言いようのない、何かが外に来ている感じだった。 周囲を見渡しても、誰もいない。気のせいかとドアを閉めようと下を見たら、そいつがいた。 ● 子は俺を見上げて嬉しそうに声を上げた。 灰色の虎模様。 といえばイメージできるであろうか。ロシアンブルーほど濃い灰色ではなく、アメショーほど模様がクッキリはしていない。 そういう色彩の、掌に収まるほど小さなが俺の部屋の前にいたのである。 ● 俺はしばらく迷った。 アパート生活にも慣れ、ゲーム漫画とドライブ三昧

    【初めての本格的な飼育】愛を求めて旅立った猫 ~猫を拾うということ(その3)~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/02/17
    動物の描き方って、いろいろありますね。こんな観察眼もあるんです。
  • 明けましておめでとうございます。新年の記事のご案内です。 - 猫の話をしようか

    Photo by Jonas Vincent on Unsplash 明けましておめでとうございます。 昨年11月11日にオープンした『Withcat | の話をしようか』は、生まれたてのサイトながら、沢山の方々に記事を読んでいただけました。 当に感謝いたしております。 さて、サイトですが、現在編集体制の整備中です。 丁度新年の時期ということもあり、年初から少しの間お休みをいただき、その間に所定の作業を完了したく思っております。 記事配信の開始は1月中旬を予定しております。 尚、兄妹サイトの『Withdog | 犬を飼うということ』は、引き続き記事の配信を行っておりますので、ご覧いただけましたら幸いです。 ――ご連絡とお願い―― 皆様からの記事の寄稿を、引き続き募集しています。 Withdogで人気企画の『うちの子がうちにくるまで』や、いざというときに役に立つ、『病気別・闘病記』など

    明けましておめでとうございます。新年の記事のご案内です。 - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2018/01/01
    なるべく早めに配信を再開します。少々お待ちくださいね。
  • 【掌編作品】【尾行してみよう】タロウの散歩道 ~目撃、猫会議!~ - 猫の話をしようか

    文:奥村來未 のタロウはいつも、どこを歩いてきているのだろうか。 子供時代、度々疑問を抱いていた。 散歩したいとき、玄関戸の前で鳴き、帰ってくると玄関戸の前で鳴く。 「どこへ行ってきたの?」タロウに聞いても、横目で私を見るだけで、「教えない」と言ってるみたいに寝てしまう。 ● 尾行してみよう ――よしっ。 私は幼稚園で着る、外遊び用のスモックを着て、タロウを尾行することにした。 家を出て、タロウは家と家の狭い隙間へ飛び込んでいった。 私もすかさず後を追う。子供の身体でも、ギリギリ通れるほどの狭い道。 途中、大きな蜘蛛が顔を出し、「ひゃぁ?!」と声が出た。 タロウはその声に気づいて歩を速めたので、私は急いで追いかけた。 ● 家の隙間を抜けると、目の前には桑畑。タロウは器用に桑の木の間を縫い歩く。 私は時々、桑の実を摘みいしながら、タロウの通った道を歩く。 タロウは私の存在に気づいていて、

    【掌編作品】【尾行してみよう】タロウの散歩道 ~目撃、猫会議!~ - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2017/12/31
    猫会議は数かい目撃。ちょっと近寄りがたい雰囲気を醸していますね。
  • それからのこと。これからのこと ~虹の橋の猫(エピローグ)~ - 猫の話をしようか

    虹の橋の ―エピローグ― イラスト&文:水玉 虹の橋へと旅立った雉白(きじしろ)もようのから、地上への道の途中、たくさんの思い出を引き継いだ仔―― 今は、どうしているのでしょう。 ● あの子は、地上に生まれて間もなく、母から引き離され、捨てになってしまいました。 でも、すぐに、雉白もようのの飼い主だった人に出会うことができました。 雉白もようののおかあさんだった人が、仔のおかあさんになってくれたのです。 仔は、今ではすっかり大きくなり、虹の橋に行ったの弟として、幸せに暮らしています。 ● 窓の外には、雨上がりの虹が架かっていました。 隣の部屋では、おかあさんが歌っています。 「ニャア」 弟は窓から離れ、急いで、おかあさんのところに行きました。 おかあさんは走ってきたを見て、笑いました。 「プーちゃんも、おにいちゃんとおんなじ、この歌が、当に好きなのね」 おかあさ

    それからのこと。これからのこと ~虹の橋の猫(エピローグ)~ - 猫の話をしようか
  • 仔猫に還って歌う猫たち ~第2章・歌うたいの猫(10/10)/虹の橋の猫~【猫の絵本】 - 猫の話をしようか

    虹の橋の ―別れって何? 永遠って何?― イラスト&文:水玉 灰色の仔より先に歓声をあげた黒い仔は、大喜びで、飛び跳ねています。 「ヤッホー!ぼく、もう、ちっとも、苦しくないよ!ぼくの病気も、全部、船着き場に置いてきたんだ!ヤッホー!ヤッホー!」 黒い仔は、地上ではとても重い病気に罹って、何年もの間ずっと苦しみ続けていたのです。 それが、やっと苦しみから解放され身軽になって、嬉しくてたまらないのでしょう。 黒い仔の喜びように、はじめは呆気にとられていた灰色の仔でしたが、だんだんと嬉しさがこみ上げてきました。 だって、地上で野良だった時と違って、もう、おなかも空いていないし、どこも痛くはないのですから。 そして、何より嬉しいのは、怒鳴り声におびえて逃げたり隠れたりせずにすむことでした。 虹の橋では、灰色の仔に、悪意を向けてくるものは誰一人としていないのです。 ● 黒い仔

    仔猫に還って歌う猫たち ~第2章・歌うたいの猫(10/10)/虹の橋の猫~【猫の絵本】 - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2017/12/29
    猫たちが重荷から解放される時は、飼い主が重荷を下すときでもありますね。
  • 鳴り始めた鈴と、聞こえてきた声 ~第2章・歌うたいの猫(9/10)/虹の橋の猫~【猫の絵本】 - 猫の話をしようか

    虹の橋の ―別れって何? 永遠って何?― イラスト&文:水玉 泣き疲れて眠る灰色の仔を見守りながら、歌うたいのと黒い仔と白い仔は、歌い続けていました。 激しかった雨は全てを洗い終わったかのように、今は、霧雨になっています。 どこかに飛び跳ねて行ったカエルが戻ってくると、灰色の仔の上にも、美しい虹が架かりました。 ● 虹がかかると、灰色の仔は、ゆっくりと目を覚ましました。 灰色の仔が顔を上げた時、首の鈴が鳴り、耳の奥で声がしました。 仔は、ハッとして、すぐに耳をふさごうとしました。 でも、聞こえてきたのは恐ろしい怒鳴り声ではありませんでした。 灰色の仔の耳に聞こえてくるのは、穏やかで優しい、幾つもの声でした。 声は暖かく語りかけ、優しく手を差し伸べて、灰色の仔をいたわるように包み込んでくれました。 ● 歌うたいのは歌うのをやめると、灰色の仔に言いました。 「ほら、

    鳴り始めた鈴と、聞こえてきた声 ~第2章・歌うたいの猫(9/10)/虹の橋の猫~【猫の絵本】 - 猫の話をしようか
    masami_takasu
    masami_takasu 2017/12/28
    野良猫は可哀そうですね。しかし、救いが……