カメキチの目 この本はあまりにおもしろく、ためにもなるので、ちょっとだけ続けようと思います。しかし自分なりにセレクトしたところだけの紹介です。 本のいちばん終わりに、「植物の惑星」とあった。 生物の地球がいかに植物の上に成り立っているか。 植物をたいせつにすることが、いかに人間を含む動物をたいせつにすることになるということが書かれていた。 【引用】 「地球に生命が誕生したのは、38億年前のことです。 あるとき、恐るべき進化を遂げた生物が現れます。それが植物の祖先である植物プランクトンです。葉緑体を持つ植物プランクトンは、光合成を行い、二酸化炭素と水からエネルギー源を作りだすのです。 ところが、光合成を行うとどうしても廃棄物が出てしまいます。それが、酸素です。酸素は生き物にとって必要な命の源ですが、もともとは、あらゆるものをさびつかせてしまう毒性物質です。 ところが、酸素の毒で死滅しないばか