福島第一原発で2日、斜面に設置された貯蔵タンクの水位を見誤り、汚染水があふれてしまったそうだ(プレスリリース、 ブルームバーグの記事、 YOMIURI ONLINEの記事、 毎日jpの記事)。 貯蔵タンクは高さ30センチメートルの堰に囲まれているが、堰の内側にたまった雨水があふれそうになったため、タンクに移したという。しかし、傾いたタンクの水位計算を誤った上、容量ぎりぎりまで水を入れてしまい、低い側の天板付近から水があふれたという。あふれた水のうち約430リットルは、タンクの外周に取り付けられた点検用の足場を伝って堰の外にも流出。その大半が側溝を通じて排水路に流れ、海に流出した可能性があるとのことだ。