トヨタ自動車は、次世代車両技術「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」により、エンジン・トランスミッション・ハイブリッドシステムを一新し、2017年以降、新型パワートレインの搭載車種を一気に拡大していくと発表した。 今回開発した新開発の2.5リットルガソリン車用・ハイブリッド車(HV)用エンジンは、高速燃焼技術、可変制御システムの採用のほか、様々なエネルギーロスを少なくして熱効率を向上させるとともに高出力を両立。それぞれ、世界トップレベルの熱効率40%・41%を達成している。同時に高レスポンス化と全速度域での高トルク化など、多くの新技術の採用。トヨタでは、新型エンジンを「Dynamic Force Engine」と称し、今後もさらに進化させていく。 新型8速・10速ATは、ギヤ歯面の摩擦係数を低くする新たな加工を施してエネルギー伝達ロスを削減し、クラッチ機構内の摩擦材形