Jリーグの鬼武健二チェアマン(69)は17日、出資を求めて複数会社と交渉しているJ2東京Vの萩原敏雄社長(72)から、交渉成立には至っていないと報告を受けたことを明らかにした。 このまま3月7日の今季開幕を迎える可能性もあるが、鬼武チェアマンは「間に合わなくてもいい。何といっても、経営をきちっとできるようになることが大事」と語った。
横浜Mが23日からの静岡・御殿場合宿で行う練習試合(VsJ2栃木、J1新潟)を初めて非公開にし、開幕に備える。木村監督は「何か格好いいじゃん。でも、非公開で後悔したりして。まあ、キュッと最後の2週間くらいで集中させたい」と“木村節”で説明した。代表で離れていたDF中沢も合流し、「問題ないです」と、17日の東海大との練習試合出場を明言。10日で5試合のハード日程に闘志を燃やした。(みなとみらい)
TBSラジオの長寿番組「コサキンDEワァオ!」(土曜深夜0・0)が3月28日の放送で終了し、27年半の歴史に幕を閉じることが2日、分かった。 タレント、小堺一機(53)と関根勤(55)の“コサキン”コンビによるゆる〜いマニア的トークで、1981年10月の放送開始以来、幅広い世代から人気を集めてきた。が、複数の関係者の話を総合すると、固定メンバーであまりに長く放送したため、ここで歴史にひと区切りつけようと同局が英断を下したという。ただ、固定リスナーが多く、惜しむ声が続出しそう。現在、後番組については未定だ。 「コサキン」は、81年に「夜はともだち」のピンチヒッターとして出演した2人のトークが受けて、スタート。「意味ねぇ、くだらねぇ」をキーワードに、数々の伝説ネタを誕生させた。 「時代劇の大御所俳優は誰しも桃尻」という定説を作り上げ、里見浩太朗(72)、高橋英樹(64)、北大路欣也(65)らを
横浜F・マリノスは22日、FW坂田大輔(26)と2009年度の契約を更新したと発表した。神戸から獲得オファーを受けていたが横浜に残留となった。 DF田中隼やFW大島といった主力を放出。今オフの新加入はFW渡辺千真(22)=早大=ら5人。ユース時代の昨季JデビューしたMF斉藤学(18)を除く4人はプロ経験のない新人で、他のJや外国クラブからの加入はなしの横浜にとっては朗報となった。 いっぽうの神戸は移籍金を引き上げるなど誠心誠意粘り強く交渉を行ったが獲得を断念することになった。今オフシーズンには横浜のDF中沢やC大阪のMF香川など、多数の選手にオファーを行った模様だが、日本人選手に限ると川崎を戦力外となっていたFW我那覇とザルツブルクから獲得したDF宮本が目立った補強となった。
J1横浜Mは17日、横浜市内で新体制を発表。サポーター750人が集結して盛り上がったが、目玉となる新加入選手は不在で、寂しさはぬぐえなかった。 今オフの新加入はFW渡辺千真(22)=早大=ら5人。ユース時代の昨季JデビューしたMF斉藤学(18)を除く4人はプロ経験のない新人で、他のJや外国クラブからの加入はなし。渡辺はエース番号の9を背負うことになり、「期待とともにプレッシャーも感じる」と表情をこわばらせた。 DF田中隼やFW大島といった主力を放出。FW坂田も神戸から獲得オファーを受け、移籍の可能性が浮上。戦力ダウンの感は否めない。今オフの補強はこれ以上なく、齋藤社長はセルティックMF中村俊輔(30)の獲得も目指す6月ごろのリーグ戦中断時期に、追加補強を検討するとした。
日本代表合宿(14日、鹿児島・指宿市内)岡田武史監督(52)が、決定力不足解消への“千本ノック”を敢行した。約100分間の午前練習を、すべてシュート練習につぎ込む異例の策で、怒声も飛ばす熱血指導。15日の09年初対外試合・鹿屋体育大戦で、その成果を示す。また、DF陣に相次ぐ離脱者が出る中、選手にアンケートを行い、夜のトイレの回数までチェックする徹底管理を行っていることが分かった。代表メンバーへ日程・結果へ 怒濤(どとう)の“千本ノック”が展開された。 「簡単なシュートを決めるかどうかで、勝負は決まるぞ!」 「同じ弾道じゃなく、工夫しろよ!」 岡田監督の怒声は、遠く桜島にまで届きそうだった。午前練習のすべてをつぎ込む異例の調整。別メニュー&離脱者を除く16選手に406本、その後の居残りでFWとMF金崎ら攻撃的MFの7選手に170本。計576本ものシュートを約100分間打たせ続けた。 「1、2
大宮や神戸から獲得オファーを受けていた横浜Mの日本代表DF中沢佑二(30)が14日、残留を決断し、契約を更新した。期間は2年、年俸は3000万円増の1億2000万円(推定)。 30歳で移籍金がかからない中沢には、今オフ多くのクラブが注目。特に大宮は1億5000万円の3年契約という好条件を提示し、中沢も心を揺らしてきた。しかしこの日、クラブハウスを訪れた中沢は「もう1度マリノスでタイトルを獲りたい」と7年間在籍する横浜Mへの愛着とともに、「精神的にも肉体的にも安定する」と、横浜Mの優れた施設環境面などを残留の理由にあげた。 現役日本人JリーガーではDF闘莉王、MF鈴木、FW高原(ともに浦和)、MF遠藤(G大阪)に続く5人目の1億円プレーヤーとなった中沢は「何歳になっても声がかかる選手になりたい」。22日から日本代表に招集される見込みで、自主トレを続けている。
J1浦和のフォルカー・フィンケ新監督(60)が9日、来日した。12日の始動日に向け、さっそく約6時間のスタッフ会議を行い、練習にバスケットボールを取り入れる計画を明かした。 「サッカーボールしか知らない選手には大きな問題がある。他のスポーツを取り入れると運動神経は伸びる。科学的に証明されていること」 すでに練習場にはバスケットゴール3台が用意されている。フィンケ新監督は高校教師時代、卓球やバレーボールの指導でも実績を上げており、今後も他競技の練習が増えそう。「メンタル的にも新しい環境を乗り越えることは大切」とその効果を力説した。9割を公開練習にする方針で、今年の浦和は練習でもファンを楽しませそうだ。(浅井武)
清水に移籍する浦和FW永井がクラブハウスを荷物整理に訪れ、「埼玉スタジアムに戻ってきたら、すごくイヤな選手になりたい」と12年間在籍した古巣に対し“ヒール役”を演じる覚悟をみせた。チームメートやサポーターには感謝の言葉も口にしたが、「出るチャンスのないチームにいても仕方ない。思い切りサッカーがしたい」とサバサバした表情。新天地の清水には「パサーが豊富。どんどんパスが出てくる」と期待した。(大原)
サッカー日本代表前監督のイビチャ・オシム氏(67)が4日、成田空港発の航空機で自宅のあるオーストリアに帰国した。出発前には貧血を起こして座り込む場面も。一昨年11月に脳梗塞(こうそく)で倒れただけに、周囲をひやりとさせたが「早まって死んだと報道されないようにしないと」と笑って、心配を払いのけた。 空港には代表監督就任前に指揮を執ったJリーグ1部(J1)千葉のサポーターらが約300人駆けつけ、別れを惜しんだ。オシム氏は「私は人生の中で数えるほどしか泣いたことがないが、その一回になるかも」と感激した表情を見せた。 オシム氏は日本サッカー協会のアドバイザー契約が昨年末に切れ、フリーの状態。現場復帰の意欲ものぞかせたが「すぐにベンチに座るのはリスクが大きい。体調面の改善次第」と話した。
サッカー第88回天皇杯全日本選手権準決勝(29日、東京・国立競技場)コンディション、運動量とも明らかに上回り、シュート数でも圧倒しながら横浜Mは敗れた。延長後半11分の大詰めでG大阪のカウンターから失点し、16大会ぶりの元日決勝は消えた。中沢は「あと一歩のところで勝敗は決まる。この負けを受け入れないと」と表情を引き締めた。 攻め込みながらも、決定機を得られない展開に終始した。「誰かが、どこかで無理しないとゴールは入らない。思い切りが足りなかった」と木村監督。常に言い続けてきた課題を克服しきれなかった。兵藤は「強引さが足りなかった」と反省した。 後半途中からは攻撃陣の大島や山瀬功らを投入したが、延長前半の清水の退場が痛かった。競り負けた木村監督は「あとちょっとのところ。そこを変えていきたい」。来季への宿題を残し、横浜Mの1年が終わった。試合結果へ
日本サッカー協会が昨年から審判の50歳定年制を廃止したのに伴い、その適用第1号として岡田正義氏(50)が51歳になる来季もJリーグなどで主審を務めることが24日、分かった。 岡田氏は日本初のプロ審判で、1998年のワールドカップ(W杯)フランス大会でも笛を吹いた。Jリーグの優秀主審賞も昨年を含めて3度受賞している。 日本協会の松崎康弘審判委員長は今回の起用について「審判をする能力や体力は年齢とは関係ない。岡田氏の能力は高く、経験を若手審判に伝えてほしい」と期待を寄せた。 岡田氏は「若い人たちには負けられない。体力に関係なく、パフォーマンスを問われるので、トレーニングをしっかりやりたい」と意欲を口にした。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く