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ブックマーク / number.bunshun.jp (139)

  • 震災後の活躍目立つ、自衛隊出身選手の想い。~ノアからドラゴンゲートまで~(門馬忠雄)

    自衛隊出身レスラーの活躍が目立つ。彼らは、東日の被災地に寄せる想いが人一倍強い。 真っ先に名前が挙がるのは、GHCヘビー級王者・杉浦貴、谷口周平、青木篤志という、ノアの自衛隊体育学校レスリング班出身3人衆だろう。他にもいる。 大日の怪力・岡林裕二は自衛隊ウエイトリフティング班で国体出場の経験を持つ。コーチ格の関大介とのコンビで獲得したアジアタッグ王座3度目の防衛戦が、全日の6・19両国国技館で予定されている。 ドラゴンゲートの人気者B×Bハルクは、自衛隊レンジャー部隊出身という変わり種。5・21大阪大会で行なわれた「キング・オブ・ゲート・トーナメント」で初優勝を果たした。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 605文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく Numbe

    震災後の活躍目立つ、自衛隊出身選手の想い。~ノアからドラゴンゲートまで~(門馬忠雄)
  • さようなら、スコールズ。マンU、1999年の三冠組は今?(山中忍)

    クラブ史上19回のうち10回のプレミア優勝に貢献したスコールズ。168cm、70kgと小柄な体で、喘息を患っていたがその運動量、ゲームへの影響力は衰えるところを知らなかった ポール・スコールズの名前を聞いて、真っ先に思い浮かぶ言葉は2つ。 1つは「シャイ(内気)」だ。 去る5月31日、ユース時代から22年間にも及んだ、マンチェスターU一筋の現役生活に終止符を打った36歳は、スポットライトを徹底して避けたスーパースターだった。 メディア対応は大の苦手で、ヒーローインタビューの場にさえ滅多に姿を現さなかった。私生活の話題は、ほぼ皆無。強いて挙げれば、自身が少年時代にファンだったオールダム(現3部)の試合を、子連れで観戦する姿が目撃されたぐらい。反面、ピッチ上では、自らのプレーで雄弁に語った。現役時代に「天才」の名をほしいままにしたジネディーヌ・ジダンが、「同世代では間違いなく世界最高のMFだ」

    さようなら、スコールズ。マンU、1999年の三冠組は今?(山中忍)
  • “レアルNo.2”バルダーノの追放完了!クラブを完全支配したモウリーニョ。(中嶋亨)

    チェルシーには50年ぶりのリーグ優勝をはじめとして数々の栄光をもたらしたが、それでも追われるように辞任したモウリーニョ。レアルとの契約は2014年まであるが、バルダーノ追放でその地位も磐石か? 「長年、一緒にやってきた彼とこのようにして別れるのは悲しいことだ」 レアル・マドリー会長のフロレンティーノ・ペレスは、ゼネラル・ディレクター(GD)のホルヘ・バルダーノの解任を発表する際、こう言った。そしてその理由は、「(監督のモウリーニョとの)調和を生み出せなかった」からだと。 モウリーニョとバルダーノとの間に確執があったことは周知の事実だ。 モウリーニョは、監督就任当時から、「彼の仕事場はロッカールームではない」と発言するなど、バルダーノがチームに近づくことを嫌っていた。シーズン中には、ペレス会長にバルダーノを練習場、スタジアムのロッカールームに入れないことを直訴し、それが受け入れられないのなら

    “レアルNo.2”バルダーノの追放完了!クラブを完全支配したモウリーニョ。(中嶋亨)
  • バルサ4度目のCL制覇を陰で支えた、プジョルとアビダルの見えない功績。(工藤拓)

    プジョルから渡されたキャプテンマークを左腕に巻き、チームで最初にビッグイヤーを高々と掲げたアビダル(右)と、驚異的なパス成功率でゲームを支配したシャビ ロナルド・クーマンの弾丸シュートによりサンプドリアを1-0で下し、ヨハン・クライフ率いるバルセロナが史上初めてヨーロッパの頂点に立った場所、ウェンブリー・スタジアム。あれから19年、当時選手としてクラブの歴史に名を刻んだジョセップ・グアルディオラに導かれたバルサは、再び辿り着いた英国フットボールの聖地でのファイナルを制し、史上4度目のビッグイヤーを獲得した。 今回の決勝を見て感じたのは、これほど見ていてドキドキしない決勝は初めてだということだ。理由はもちろん、バルサが強すぎたから。マンUに押し込まれた立ち上がりの10分間も、ルーニーが同点弾を決めた時すら動揺はなく、すぐにバルサがゲームを支配し、ゴールは生まれるだろうという確信が常にあった。

    バルサ4度目のCL制覇を陰で支えた、プジョルとアビダルの見えない功績。(工藤拓)
  • <鉄人に訊け> 伊東輝悦さん、長く続ける秘訣は何ですか? ~新天地・甲府でJ出場試合記録更新中~(吉崎エイジーニョ)

    Number778号「カズに学べ。~明るく生き抜くベテランの思考法~」では、 ベテランギャラリーとして、伊東輝悦、福田健二、明神智和、松田直樹の4人のベテランに気になる疑問をぶつけました。 Number Webではその中から、プロ入り以来18年間所属した清水を離れ、新たに甲府でのプレーを選択した伊東輝悦選手へのインタビュー記事を特別に全文公開します。 昨季限りで、18年間プレーした清水エスパルスを戦力外になった。18歳から36歳までの間で重ねた出場試合数は483。Jリーグ歴代トップの大記録だ。「エスパルスの伊東」として引退の花道を飾る選択肢を考えてもおかしくはなかったはずだ。 代表チームでも確かな足跡を印した。U-23代表として臨んだ'96年アトランタオリンピックでは、グループリーグ・ブラジル戦で決勝ゴールを記録。「マイアミの奇跡」の立役者になった。'98年フランスワールドカップでは最終エ

    <鉄人に訊け> 伊東輝悦さん、長く続ける秘訣は何ですか? ~新天地・甲府でJ出場試合記録更新中~(吉崎エイジーニョ)
    masashichan
    masashichan 2011/05/24
    「富士山を逆側から眺めることに」「でも、富士山はやっぱり静岡側から見たほうが綺麗かなと思うけど……」「西野朗にボランチへのコンバートの理由を聞いてみたいと思っていた。でも今は「どうでもいい」」
  • <30歳からのサッカー論> 中村俊輔 「僕の人生設計図」(1/3) - Number Web : ナンバー

    Number778号「カズに学べ。~明るく生き抜くベテランの思考法~」では、 「30歳からのサッカー論」として、小野伸二、川口能活、楢崎正剛、藤田俊哉ら 30歳を超えるベテラン選手を特集。その中から、Number Webでは中村俊輔「僕の人生設計図」を特別公開する。 日本代表の10番から横浜F・マリノスの25番へ――。 重圧から解き放たれたファンタジスタは今、第2の人生プランも見据えて、 純粋にサッカーと向き合っている。愛着あるクラブで日々ボールを蹴り続ける “32歳の少年”が描く壮大な夢とは? ここ1年余りで、中村俊輔を取り巻く環境は目まぐるしく変わった。昨年2月にスペインから日へと戻り、南アフリカワールドカップを経て7月には日本代表を引退。以後は、喧騒から逃れるのと引きかえに、メディアでの露出が減った。彼が、横浜F・マリノスのチームキャプテンに就任したことを知る人は、い

  • ザッケローニを強引に振り向かせる!中澤佑二、マリノスからの逆襲。(二宮寿朗)

    東日大震災のチャリティマッチでの中澤。ザックジャパンに対し、Jリーグ選抜チーム「TEAM AS ONE」は2対1で敗れはしたが、闘莉王をはじめとするDF陣はどちらが代表チームか分からないほどに健闘した 「みんな(守備で)粘り強く頑張ってくれたし、いい勝ち方ができてよかった。今後もこういう戦いを続けていくことが大事になってくる」 東日大震災の影響で中断していたJリーグが1カ月半ぶりに再開。試合巧者の鹿島アントラーズを無失点で抑えた横浜F・マリノスの守備の要・中澤佑二は、淡々とした口調ながらも堅守で勝ち切った試合内容に対して、満足そうな表情を浮かべていた。 制空権の掌握が、この試合のひとつのキーポイントであった。 前半の鹿島はサイドで揺さぶりをかけながら、190cmの長身を誇る新外国人カルロンの高さを活かそうとしてきた。そこで立ちはだかったのが中澤。ボールの落下位置に素早く入ってカルロンを

    ザッケローニを強引に振り向かせる!中澤佑二、マリノスからの逆襲。(二宮寿朗)
  • モウリーニョとレアルを完全凌駕した、グアルディオラとバルサの戦術と能力。(中嶋亨)

    お互い相譲らぬ名采配ぶりを繰り広げるグアルディオラとモウリーニョ。ラリー・クラシコ4連戦は、互いに1勝1敗1分けとなったが、CL決勝への切符は、ほぼバルサが得たことになった 27日、サンチャゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリーとバルセロナによるチャンピオンズリーグ準決勝一戦目は、バルサが2-0で勝利。国王杯決勝戦でバルサを120分間にわたって完封したレアル守備網は前半こそ無失点で切り抜けたものの、後半に守備的MFペペが一発退場となり、完全崩壊してしまった。 しかし、そのターニングポイントは試合開始直後からグアルディオラ監督の執った采配によって引き起こされたものだった。 国王杯決勝においてバルサの攻撃を停滞させる“Trivote”が機能したレアルは万全の態勢で宿敵をホームに迎えた。 一方のバルサは試合前日にイニエスタまでもが負傷離脱。鉄壁の守備網を敷くレアルに対し個人技による打開が期待さ

    モウリーニョとレアルを完全凌駕した、グアルディオラとバルサの戦術と能力。(中嶋亨)
  • <文武両道のススメ> 久木田紳吾 ~史上初の東大出身Jリーガー~(松原孝臣)

    欧米に比べ、日にはスポーツと学問を両立させる素地が整っている とは言いがたい。そんな環境のなか、困難な課題に立ち向かい、見事に 両立してみせた3人の現役アスリートたちに、努力と工夫の過程、 その情熱の根底にあるものについて尋ねてみた。 Number776号では、岡田優介(バスケットボール日本代表)、 小平奈緒(スピードスケート)、久木田紳吾(Jリーガー)の 現役アスリート3人に連続インタビュー。Number Webではその中から、 初の東京大学出身JリーガーとしてJ2ファジアーノ岡山でプレーする 久木田紳吾のインタビューを特別に全文公開する。 おそらく、多くの人にとって東京大学への入学は至難のことに違いない。そしてサッカーのプロ選手になることは、より難しいことではないか。いずれも困難な目標であるのに、両方をかなえた青年がいる。東京大学工学部を今春卒業し、サッカーJ2のファジアーノ岡山に入

    <文武両道のススメ> 久木田紳吾 ~史上初の東大出身Jリーガー~(松原孝臣)
  • リーガで最も旬なストライカー、ジョレンテが覚醒した理由。(中嶋亨)

    1985年生まれのジョレンテは、11歳のときにビルバオの下部組織に加入。2005年にトップデビューを果たした。2010年W杯では、決勝トーナメント1回戦のポルトガル戦に出場 今、スペインで最も旬なストライカーは誰か? もしそう訊かれたならば、フェルナンド・ジョレンテと答えるべきだろう。 バルセロナ、レアル・マドリーをはじめ、マンチェスターのユナイテッド、シティの両クラブが獲得を狙っていると噂されるアスレティック・ビルバオのエースは、目覚ましい成長を披露している。 今季15ゴールを挙げ、シーズンゴール数で自己記録を更新したジョレンテの活躍なくして、バスク純血主義を貫くビルバオがヨーロッパリーグ出場圏内争いをすることは不可能だったろう。 195センチ、90キロの体躯を活かし、ペナルティエリア内で圧倒的な存在感を発揮するジョレンテ。リーガ得点ランキングでは、1位ロナウド(28点/レアル・マドリー

    リーガで最も旬なストライカー、ジョレンテが覚醒した理由。(中嶋亨)
  • <北京五輪世代に続く新星> 宮市亮 「ベンゲルが一目で惚れ込んだ18歳」(安藤隆人)

    世界的名将が認めた才能が、いま開花しつつある。 Jリーグを経由せずに欧州に乗り込んだ怪童が、 そのスピードを武器にオランダを席巻しているのだ。 2人の恩師と人の言葉から超新星誕生の秘密を探る。 2011年2月6日。オランダの地に降り立ったばかりの18歳の若者が閃光を放った。 フェイエノールトのユニフォームを身にまとった宮市亮はフィテッセ戦に先発。左サイドを何度も切り裂き、デビュー戦でフル出場を果たしてしまう。続くヘラクレス戦ではプロとしての初ゴールを叩き込み、鮮烈な印象をホームスタジアムのファンに与えたのだ。 デビュー戦翌日のオランダ全国紙『アルへメーン・ダッハブラット』紙は、「亮はフェイエノールトに再び希望を与えた」と大見出しを立てた。 フェイエノールトは、オランダの「ビッグ3」の一角を成す強豪クラブだが、今シーズンは一時期降格の危機に瀕するなど、大きな低迷に見舞われていた。 しかし、

    <北京五輪世代に続く新星> 宮市亮 「ベンゲルが一目で惚れ込んだ18歳」(安藤隆人)
  • スペインの緩すぎるドーピング事情。サッカー界は潔白を強調するが……。(工藤拓)

    CL決勝トーナメント1回戦、リヨンとのセカンドレグ前日会見に臨むモウリーニョ。ドーピングに関する質問も出た コラム文に先立ち、東日を襲った大地震に対するスペイン国内の反応について報告したい。 13日に行われたスペイン1部リーグ第28節レバンテ戦で移籍後初先発を果たしたマジョルカの家長昭博は、日語とスペイン語で「困難に立ち向う、日にいる全ての皆さんを誇りに思う」と書いたTシャツを着てピッチに現れた。 「ゴールを決めて日の人々に捧げたかった」。そう悔しそうに語った後、自らも阪神淡路大震災を体験している家長は「規模がね、見ている限り今回は全然違う。日に日に死者も増えている。ちょっと比較にならない」と日の映像を通して受けた衝撃を語り、「もっと勇気づけられるように、もっともっと良いニュースを届けられるようにできれば」と母国にエールを送った。 スペインのスタジアムから届けられる日へのエー

    スペインの緩すぎるドーピング事情。サッカー界は潔白を強調するが……。(工藤拓)
  • <JFLでの新たな挑戦> 松田直樹 「死ぬ気で、ぶっ飛ばしてやる」(佐藤岳)

    16年間J1の名門クラブを支え、日本代表でも活躍してきた男が、昨年11月、唐突に解雇を告げられた。失意を乗り越え、新たな戦いの場に選んだのはJFL。うっすらと雪化粧のほどこされた信州の山々を背に、偽らざる胸の内を赤裸々に語った。 お好み焼きをつついていると、おもむろに携帯電話が震えた。画面を見ると、松田直樹とある。数時間前、G大阪戦があった万博の競技場で別れたばかりだった。連敗を脱し、久しぶりに明るさを取り戻した松田の顔が浮かぶ。今は午後8時過ぎ。気分良く夕飯にでも繰り出しているはずの時間帯だ。何の用だろう。着信ボタンを押すと、何の前置きもなく、彼は言った。 「切られた」 電話口に恐ろしく無機質な声が響く。一瞬、意味を判別できないでいると、言葉が続いた。 「戦力外。さっき、会社から言われた」 2010年11月27日、それはあまりにも突然の通告だった。 それ以降、しばしの間、人の記憶は混沌

    <JFLでの新たな挑戦> 松田直樹 「死ぬ気で、ぶっ飛ばしてやる」(佐藤岳)
  • 本当に92億円の価値はないのか?レアルの「カカ不要論」を検証する。(中嶋亨)

    太ももの負傷で、再び戦列を離れることになったカカ。モウリーニョは、「メディカルスタッフは完全に復調してから復帰させた方がいいと判断しており、私もそれに賛成だ」とコメントしているが…… 2009年夏に新銀河系の目玉としてレアル・マドリーへやってきたカカ。しかし、入団から1年半が過ぎた今、彼は来夏の放出候補に挙げられている。 レアル1年目の昨シーズン、カカはシーズン中盤までフル稼働し、ケガでC・ロナウドを欠いていたチームを牽引した。だが、そこで蓄積した疲労から左膝を故障。シーズン終盤を棒に振り、南アフリカW杯の後には手術を受けた。 約5カ月のリハビリを経て、1月3日のヘタフェ戦で復帰を遂げたものの、3月6日のラシン戦の前に再び戦線から離れることとなった。 周囲が彼に期待しているのは、ACミラン時代に見せた圧倒的な突破力と得点力だ。その能力のために、フロレンティーノ・ペレス会長は、6800万ユー

    本当に92億円の価値はないのか?レアルの「カカ不要論」を検証する。(中嶋亨)
  • 選手年俸、どう決める?~涌井とダルビッシュの大きな違い~(小川勝)

    勝敗の数だけを見ればたしかに大きな差はないが、クオリティスタートなどの指標で比べると、2人の間には歴然とした違いがあることがわかった 西武の涌井秀章が年俸調停で勝利した。球団側の提示「2億2000万円プラス出来高」に対し、2億7000万円で調停を申請。調停委員会の結論は、15%アップの2億5300万円だった。上げ幅も、3300万円という増額の幅も、日の年俸調停としては史上最高額。調停委員会の委員長は、元東京地検・特別捜査部部長の熊崎勝彦氏で、そのほか弁護士1人、プロ野球経験者から堀内恒夫氏。この3人による委員会で、今回の結論が出された。 プロ野球選手の年俸に絶対的な正解は存在しない。球団と人が受け入れて、それが一つの答えになるだけだ。したがって、涌井の2億5300万円が適正かどうかという議論は、ひとまず置いておこう。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料

    選手年俸、どう決める?~涌井とダルビッシュの大きな違い~(小川勝)
    masashichan
    masashichan 2011/03/09
    ふむ
  • 日暮里で日ハムと横浜の紛争が勃発!?森本稀哲の“聖地”「焼肉絵理花」。(村瀬秀信)

    横浜中華街の媽祖廟(まそびょう)において、入団発表会見を開いた森稀哲選手。マンガ『キン肉マン』の登場人物「ラーメンマン」のコスプレで獅子舞の中から突如登場し、中華街の群衆の度肝を抜いた その店は、東京の下町にある“和風スポーツバー”ともいうべき野球空間である。 その店は、北海道民が“聖地”として崇め、関東遠征の際は巡礼地のひとつとして数えられた。 その店は、日暮里駅前、歩いて5分の一等地。 「焼肉 絵理花」。 この店が今季、北海道ハムから横浜へと移籍した森稀哲の実家であることは、もはや説明など不要であろう。 それは応援歌史上に残る怪作。日ハム時代の応援歌前奏、「焼肉絵理花 日暮里駅前 歩いて5分の一等地~♪」の強烈なフレーズにより、巨人・鈴木尚の焼肉「すずや」(福島県相馬市)、広島・梵英心の専法寺(広島県三次市)など、数ある選手の実家のなかでも、球界No1の認知度を誇る存在となっ

    日暮里で日ハムと横浜の紛争が勃発!?森本稀哲の“聖地”「焼肉絵理花」。(村瀬秀信)
    masashichan
    masashichan 2011/03/02
    いい話だなあ
  • バルサとセスクの相思相愛が解消!?急成長する19歳、新鋭チアゴの存在。(工藤拓)

    「バルサが強すぎると、それはそれでネタがなくて困る」 リーガ記録の勝点99を叩きだした昨季を上回るペースで首位を独走する今季のバルセロナは、そんな贅沢なぼやきが番記者達から聞こえてくるほどに強い。 カンプノウでは毎試合お決まりの圧勝劇が繰り返され、「○○連勝」といった記録更新の話題ももはや新鮮味を失ってしまった。ピッチ外に目を向けても、前任のジョアン・ラポルタと違って大人しいサンドロ・ロセイ会長からは優等生発言しか聞こえてこないし、イブラヒモビッチのような悪童がいなくなったロッカールームからも面白いネタは出てこない。 そんな平穏過ぎる日々が続くなか、各スポーツ紙のバルサ面で最もよく目にする名前がセスク・ファブレガスだった。 昨夏バルサから移籍金4000万ユーロ(約45億円)のオファーを受けた際、アーセナルのヴェンゲル監督は1年後のバルサ移籍を認めることでセスクの慰留に成功した。この時点では

    バルサとセスクの相思相愛が解消!?急成長する19歳、新鋭チアゴの存在。(工藤拓)
  • F・トーレス移籍の裏側に隠された、チェルシーとリバプールの思惑。(山中忍)

    チェルシー移籍後最初の試合である古巣リバプール戦に臨むF・トーレス(左から2番目)。自身のキャリアは出身クラブのアトレティコ・マドリーで終えたいと考えているという 1月31日に実現したフェルナンド・トーレスの電撃移籍。リバプールの“アイドル”のチェルシー入りは、英国史上最高の5000万ポンド(約67億円)という移籍金も相俟って、今冬の移籍市場で最大の衝撃をもたらした。 誰もが「あり得ない」と思っていた商談が成立した裏には、2つの大きな理由があると考えられる。 ひとつは、チェルシーに“焦り”があったということだ。 そもそも、このスペイン代表FWの名は、以前から絶対的な権限を持つオーナーのロマン・アブラモビッチの“購入希望リスト”に挙がっていたと言われる。実際、チェルシーがトーレス獲得に動いたのは今回が初めてではない。トーレスの代理人によれば、チェルシーによる最初の接触は昨年7月。だが、そのと

    F・トーレス移籍の裏側に隠された、チェルシーとリバプールの思惑。(山中忍)
  • <日本代表の未来を担う男> 宇佐美貴史 「伝説を紡ぐ不敵な怪童」(佐藤俊)

    アジア杯での最終メンバー入りはならなかったが、日本代表の次世代エースと評される逸材がいる。人が語る自らの生い立ちと関係者の証言から、18歳の“怪物”が秘める無限の可能性に迫った。 「貴史ねぇ……。俺は、今まであんな根性腐った、だらしのないヤツは見たことない。敬語は使わんし、スーツも腰パンやし、ネクタイもダラーっとしてる。練習終わってシャワーも浴びへんし、人のことボロカス言うからね。(高木)和道さんに普通に『死ねばいいのに』って言うてるし(苦笑)。でも、プレーは天才的やね。正直、あんなうまいヤツ、世界を見てもそうはおらんと思う」 1月、オランダ・フィテッセに旅立った安田理大は、ガンバ大阪ユースの後輩・宇佐美貴史について愛情を込めて、こう評した。 ガンバユース史上最高傑作と称される宇佐美は、これまで数多の記録を塗り替えてきた。 ガンバ大阪では中3の時、飛び級でユースに昇格。'09年、高2の時

    <日本代表の未来を担う男> 宇佐美貴史 「伝説を紡ぐ不敵な怪童」(佐藤俊)
    masashichan
    masashichan 2011/02/22
    へえ
  • <アジア杯、三者三様のFW像> 得点力不足は解消したか。~岡崎慎司、李忠成、前田遼一~(戸塚啓)

    今大会、招集されたFWはわずか3人。期待値は決して高くなかった中で、 重責を果たした彼らがつかんだ手応えとは。 大会前の彼らに寄せられていた期待は、FWというポジションからするとささやかなものでしかなかった。ドーハへ向かうチームの主役は香川真司と田圭佑であり、得点源としての期待はそのまま背番号10と18に託されていた。前田遼一、岡崎慎司、李忠成の3人にFWとしての義務感や職務感を求める声は、かなり控え目だったと言っていい。 グループリーグ初戦でヨルダンと引き分けると、1トップを務めた前田に冷やかな視線が向けられる。ザックことアルベルト・ザッケローニ監督に前半だけで交代を告げられ、センターバックの吉田麻也がチームを敗戦から救う試合展開では、ストライカーが批判を免れることはできない。 「フィジカルコンディションが上がっていなかったというより、僕自身が自分の役割をはっきりと理解できていなかった

    <アジア杯、三者三様のFW像> 得点力不足は解消したか。~岡崎慎司、李忠成、前田遼一~(戸塚啓)