[チューリヒ 21日 ロイター] 仏LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)傘下のスイスの高級時計メーカー、タグ・ホイヤーは21日、日本の同業セイコー<8050.T>から部品を調達する方針を発表し、そのことが自社製品の「スイス製」という看板を損なうことにはならないとの見解を示した。 スイスの時計業界では過去数十年にわたり、スウォッチ・グループがメーンサプライヤーとなってきた。しかし、スウォッチが自社ブランドに集中したいとして供給削減を決めたことから、タグ・ホイヤーなどの各社は急きょ、自社生産や、他のムーブメント、ダイヤル、ケースのメーカーとの提携を模索していた。
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