ALU(論理演算)に関しては、4つの仮想マシンまでは、各CPUコアにうまく処理が割り振られているようで、それほど性能にばらつきはなかった。ただ、仮想マシンを5台にしてからは、徐々にALUの性能も落ち始めているようだ。このあたりは、CPUコア数以上に、仮想マシンを作り同時に動かしているためだろう。 FPU(浮動小数点演算)に関しても、ALUと同じような傾向にある。 MEMやHDDアクセスに関しては、仮想マシンが増えるほどパフォーマンスが低下している。ただ気になるのが、HDDアクセスが、仮想マシン1台から、2台以上になったときに、劇的に低下している点。これがどういった原因でおきているのか類推するしかないが、やはりNTFSディスク上にファイルとして仮想HDDを利用している上では、ディスクパフォーマンスは低下するのだろう。 今回のベンチマークでは、容量可変の仮想HDDを使用したため、容量固定の仮想