消費者行動に関する諸概念間の関係を言語、図式、数式などを用いて示したもの。具体的には、製品・サービスの選択のための情報探索から購買まで、あるいは、その後の消費・廃棄までの一般的な過程を、その背後にある理論や消費者行動の規定要因との関連で示したものが中心となる。購買までの意思決定過程を包括的に取り扱おうとするものには、ハワード=シェス・モデルに代表されるような刺激‐生体‐反応型モデルやベットマン・モデルに代表される消費者情報処理モデルがある。他方、情報探索(例:考慮集合モデル)、評価(例:多属性態度モデル)、購買(例:マルコフ・モデル)、購買後(例:満足モデル)など特定の意思決定段階を扱うモデルも多く存在している。さらに、買い物場所の選択を扱うモデル(例:ハフ・モデル)や新製品の採用や普及に関するモデル(例:ロジャースの新製品普及過程モデル)などもある。いずれのモデルも消費者行動を説明したり
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