ソニー(株)は、9月1日付けの機構改革および人事を発表した。 機構改革では、新たに「UX・商品戦略・セールス&マーケティングプラットフォーム」を設置し、担当執行役は、現代表執行役社長兼CEOの平井一夫氏が自ら務める。 UXは「ユーザーエクスペリエンス」の略称で、商品やサービスに触れた際のユーザー体験そのものを指す。平井CEOは以前からUXの重要性について再三指摘してきた(平井CEOの今年1月のインタビュー記事はこちら)。また「セールス&マーケティングプラットフォーム」については、グローバルの販売やマーケティングについて、横串を刺す機構となる。 そのほかUX・商品戦略・セールス&マーケティングプラットフォームには、UX・商品戦略・セールス&マーケティング本部長として業務執行役員 SVP 古海英之氏が、同副本部長には高橋洋氏が就く。 なお、これまでモバイル事業、UX・商品戦略・クリエイティブプ
第3四半期の決算発表の場で平井社長は1100億円の赤字見通しとパソコン事業の売却を発表した〔PHOTO〕gettyimages ジャパン・アズ・ナンバーワンの象徴だった。オーディオ・ビジュアルの技術で人々を魅了し、次々と世界を変えていった。日本人として何だか誇らしかった。あの頃の輝きはもう取り戻せないのか。 ソニー精神の火は消えた 「さみしいよね。優秀な人はいるんだけど、優等生ばかり。今みたいにリストラを重ねると、余裕がなくなってしまうからねえ。昔もみんな忙しかったけれど、どこかに余裕を見つけて、勝手に自分の好きなことをやっていた。そういう中から新しいビジネスの種が育っていたんですよ。このままの状態では、ソニーはますます小さくなってしまうかもしれない」 初代最高財務責任者(CFO)や副会長を務めた伊庭保氏でさえ、現在のソニーの苦境をこう嘆く。それほどに、ソニーが抱える病巣は根深い。 ソニー
スマートフォンやタブレットなど、ディスプレイ上での体験が主役となる商品が増加し、 商品の役割もそれらが提供するユーザー体験も大きく変わりつつあります。こうした潮流に対し、 ソニーはあらゆるタッチポイントでユーザーに感動をもたらす体験を届けるために、 オリジナルフォントの開発に挑みました。そのフォント開発プロジェクトの核心に迫ります。 世界中のあらゆるタッチポイントで、 感動を提供するために 商品の小型化が進み、ハードウェアに記載される文字が小さくなる一方で、スマートフォンやタブレットなどディスプレイでの体験が主役に変わりつつあります。こうしたハードウェア上の表記はもちろんコンテンツを快適に楽しむ上で、文字の読みやすさはとても重要です。また、「フォント(書体)」の印象は商品のイメージだけでなく体験そのものに影響を与える大切なデザイン要素。ソニーが提供する商品そのものの価値や体験の質をさらに高
急速充電機能って、あると助かりますよね。 NIKKEI.comは、ソニーとロームがスマートフォンやタブレットを無線経由で急速充電できる装置を開発したと報じています。 この装置に利用されている技術は無線充電技術「Qi(チー)」規格に沿ったもので、従来の充電器の2倍となる10〜15ワットの電力を供給することで、スマートフォンなら約1時間で充電が完了するそうです。 Qi規格を推進しているWPC(Wireless Power Consortium)は、Qiの供給電力を現在の5Wから10W/15Wへと増大させることを発表しており、来年の春先には10W/15Wの規格が策定される見込みだそうです。 この無線充電技術を搭載した製品は来年後半に登場するとのことで、来年発売されるXperiaにはこの新技術が搭載されるかもしれませんね! [NIKKEI.com、マイナビニュース] (塚本直樹)
KDDIは12月5日、ソニーのAndroid搭載の音楽プレイヤー「“ウォークマン”Fシリーズ」向けに「auスマートパス」を提供することを発表した。ソニーが同日に配信するシステムアップデートを実行することで利用可能になる。対象機種は、NW-F805、NW-F806、NW-F807、NW-F805K、NW-F806K、NW-F805BT。 auスマートパスは、取り放題の500本以上の人気アプリに加え、クーポンやポイントサービス、ストレージ、セキュリティなどを月額390円で利用できるサービス。ウォークマン利用者は、auスマートパスの会員でなくとも、「au ID」を登録することで、一部の無料アプリを利用できるという。 KDDIではこれにあわせて、auの契約の有無にかかわらず、180日間無料で全国20万カ所以上の「au Wi-Fi SPOT」を利用できる「au Wi-Fi(体験版)接続ツール」を提供
SonyとGoogleのロゴが背面にプリントされたAndroidスマートフォンの写真がPicasaで一般公開されていました。 写真は2枚あり、どちらも「Sony Nexus X」というタイトルのアルバムに纏められていました。写真には”google”、”nexus”、”nexus x”、”sony”、”xperia”、”sony nexus”、”xperia nexus”といったタグも付けられています。SonyからもNexusスマートフォンがリリースされるという噂が流れていますが、この端末がそのNexusスマートフォンなのかもしれません。 前面にロゴはなく、背面にGoogleとメーカーロゴがプリントされています。これまでのNexusデバイスのような仕様です。また、ホーム画面上にはネイティブのホームアプリのUIが表示されていることからも、Nexusデバイスを思わせる感じとなっています。フォルム
PlayStation Mobileの展望を,SCEJシニアバイスプレジデント桐田富和氏に聞く――Google Play&App Storeという2大勢力との住み分けは? 編集長:Kazuhisa 編集部:荒井陽介 カメラマン:増田雄介 すでにお伝えしたとおり,ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下,SCE)は本日(2012年10月3日),「PlayStation Mobile」(以下,PS Mobile)の専用コンテンツ配信を開始した。 PlayStation Mobileとは,Android OSを始めとしたオープンなシステム上に共通のコンテンツを提供する取り組みで,PlayStation Vita(以下Vita)でも利用可能となっているものだ。だが,当初「PlayStation Suite」だった名称が変更されたり,対応端末であるPlayStation Certified端末の
Sony Mobile Communicationsは2011年以降にリリースされた「Xperia」に対して、Android 4.0へのアップグレードを提供している(ただしグローバルモデルのみ)。しかし、これはパンドラの箱を開けるような行為だったようだ(Sony Mobile Xperiaブログ、本家/.)。 Sony Mobileのブログでは、Android 4.0へのアップグレードを行う機種と行わない機種が明示されている。しかしこの中には、比較的新しい機種であるにもかかわらず、「Xperia Play」は含まれていない。同ブログによると、Xperia PLAYに関してはゲームの安定動作をサードパーティに保証している関係もあり、Android 4.0 へのアップグレードは提供できないとしている。これに対して、海外の掲示板などでは数多くのクレームが書き込まれている(Sony Mobile掲
ソニー(株)とエリクソン社は、ソニーが英ソニー・エリクソンの50%の株式を取得し、ソニーの100%子会社にすることで合意したと発表した。 株式の取得は2012年1月を目途に行われる見込み。ソニーが株式取得に伴い、エリクソンに支払う現金は10億5,000万ユーロ(約1,116億円)。 ソニーはこの子会社化により、今後、タブレットやテレビ、PCなどのネット対応機器群に、スマートフォンをより迅速に組み込むことが可能になると説明している。なおソニー・エリクソンは売上の8割をAndroidスマートフォンが占め、2011年第3四半期の市場シェアは11%。 また今回の株式取得によって、ソニーの全製品やサービスを対象とした広範な知的財産権のクロスライセンス、またワイヤレスモバイル技術に関する、5つの重要特許群もあわせて獲得したと説明している。 ■「“フォー・スクリーン戦略”の体制が整った」 今回の完全子会
ソニーがついにAndroidウォークマン「Zシリーズ」を正式発表しました。 多彩なアプリケーションを高音質で楽しむ Android(TM) 搭載“ウォークマン”Zシリーズ | プレスリリース | ソニー ソニーのプレスリリースによると、同社はAndroid 2.3を採用したフラッグシップウォークマン「Zシリーズ」を12月10日に発売するそうです。 Zシリーズ本体。野外でも見やすい高輝度・高コントラストな大画面4.3インチWVGA(480×800)液晶、ハイエンドタブレットなどにも採用されているNVIDIAのTegra 2プロセッサ、512MBメモリを搭載。Androidマーケットからのソフトウェアダウンロードにも対応しており、高速ウェブブラウジング、高精細ビデオゲーム、フルHD動画の再生などの快適なマルチタスクを実現。 カラーリングはブラックとレッドの2種類。16GB、32GB、64GBの
本シリーズでは、“ウォークマン”のDNAである音質において、独自のフルデジタルアンプをモバイル機器向けにさらに最適化した“S-Master MX”※1などの高音質技術を進化させ、“ウォークマン”史上最高音質を実現するとともに、アルバムのジャケット写真を触りながら直感的な操作で選曲できる新アプリケーション「W.ミュージック」や、画面状態に関わらずいつでも音楽再生の操作が可能な「W.ボタン」を通じて、音楽プレーヤーならではの楽しみ方を広げます。また、“Select App”を通じておすすめのアプリケーションへ簡単にアクセスすることもできます。 さらに、音楽に留まらない楽しみ・感動を、野外でも見やすい高輝度・高コントラストな大画面4.3型WVGA(480×800)液晶、持ちやすさを追求した“Inflection Surface Form”デザインなど、洗練されたハードウエアとの融合により提供しま
仮想的な物体や付加情報をスマートフォン等のカメラで撮影した画面に表示させることができる「拡張現実感(以下、「AR」) 技術」において、2次元バーコード等のマーカーを必要とせず("マーカーレスAR")、物体自体を高速認識し、カメラの動きに付加情報を高速追従させ("高速・ピッタリAR")、現実の3D空間上に広がりをもって表示できる(3D空間AR)、統合型AR術"SmartAR(スマートAR)"を開発しました。 本技術"SmartAR"は、従来から研究開発を進めてきた、写真やポスターなど一般的な物体を認識する「物体認識技術」と、"AIBO"や"QRIO"などのロボット開発で培ったソニー独自の「3D空間認識技術」を統合することで実現しました。 さらに、スマートフォン等の画面上の仮想情報に直接触れることで情報を取得・操作できる、"SmartAR"ならではの直感的でシームレスなユーザーインター
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く