ブルネイ国王が振り込め詐欺に!?被害ナント2億円 大統領報道官装い「選挙キャンペーン費」と 東南アジアの王国、ブルネイのボルキア国王(62)が、隣国インドネシアの大統領選挙絡みの“振り込め詐欺”に遭い、200億インドネシア・ルピア(約1億9000万円)をだまし取られていたことが明らかになった。5月31日付のシンガポール日曜紙サンデー・タイムズが報じた。 同紙によると、詐欺団はインドネシア大統領府の関係者を名乗り、国王周辺に電話で選挙資金の提供を依頼。ボルキア国王と直接のやり取りはなかった。送金先の銀行口座の名義には公職者の名前が使われていた。 詐欺団は2000年から活動しており、被害者は同国王を含め少なくとも内外の32人に達するとみられる。警察は13人を逮捕したが首謀者は逃走中。ただ、関連の銀行口座はすでに凍結されており、だまし取られた金は国王に戻る見込みだ。 ブルネイはマレーシアに隣接、